手作り自ビールを作ろう!


スモークチーズ、ささ身の燻製、手作りソーセージにビールは最高ですね!
いっその事ビールも手作りしてしまえ!!というわけで地ビールならぬ
自ビールを作ってしまったのです。偶然のきっかけでネットで見かけて
以外に簡単に出来ちゃうのにびっくりしてさっそく自ビール作りを始めちゃいました!
気分はワクワク!焦る気持ちを抑えて研究し始めついにオリジナルビールが出来ました!

感動ですよー!市販ビールにはない濃いモルトの味わいと爽やかなホップの香り。
白い泡と琥珀の自分だけの自ビールが出来ちゃうなんてホント贅沢な気分ですよ。
キャンプで気の合う人とオリジナル自ビールで乾杯したら誰も味わえない至福の時を過ごせるでしょう。

1,用具編
2,準備編
3、簡単キット醸造 『エクスポートピルスナー』
4、キット+ドライモルト醸造『ドライラガー』 
5、スペシャルモルト醸造 『アメリカンペールエール』
6、ベルギーフルーツビール『クリーク チェリービール』


1,用具編
まずは空のビール瓶が必要です。
500mlのビール瓶がいいです。アサヒスーパードライの瓶がベスト!

キリンの瓶は軽い分薄いので瓶内発酵の際圧力で割れてしまう可能性があるのです。
ケース付きで1ケース¥500ぐらいです。
しかしこれがなかなか簡単にいかないのです。

酒屋のおばちゃんに後ろに積んであるビール瓶をケースごと5ケース欲しいんだけど…と言ったらあきらかに怪訝な顔で、いったい空のビール瓶をそんなに買ってどうするの??

火炎瓶でも作るテロリストにも見えたのだろうか?怪しげな申し入れにおばちゃん一人では太刀打ちできないと思ったのか、おとうちゃんを呼びにいく始末…

いっぱいの愛想を作り、度数が高いビールを作るなんても言えるはずもなく、ノンアルコールビールを作りたいので!と好青年調に言うと、へぇ〜、変わった人がいるもんだね。
今まで商売やってて売りに来た人はいるけどビール瓶100本も買いに来た人は初めてだよ。と言われながらも何とかゲット!

ちなみに我が国では自家醸造で1%以上のアルコールを醸造してしまうと、酒税法違反ってのに引っ掛かってしまいます。良い子は5%オーバーのビールなんて作ってはいけませんよ!薄めて1%未満にしてね。

ここで紹介する分量や数値はあくまでも海外でのレシピになってますので
責任は持ちませんからね!!1%未満に薄めてね!!
自己責任で美味いビールを飲んで下さいね!





自ビールを作るには最低限必要な道具があります。
まずは写真右の醸造樽、これはフランス製の自家醸造用のポリ製の樽です。
25リットルのもので18リットルの醸造が出来ます。下部に罠詰め用にコックが付いています。水量の目盛りが付いていますが結構適当なので自分で量って目盛りを付け直しています。シール温度計も付いていて温度管理に便利です。

醸造樽は蓋が密閉できるものがいいです。樽の上部についてるのはゴム栓とエアロックといって水を少し入れておいて外部の空気は中に入れないが醗酵時の炭酸ガスを外に逃がすものです。

瓶洗浄用の瓶ブラシ、綺麗なおたま、棒温度計、ビン詰するときのボトルフィラー、
糖度を計る比重計、王冠、王冠をかしめる打栓機、全ての消毒をする為キッチンハイター、作業中などに使うアルコールスプレー、容器間のビール移動用のビニールチューブ、モルトを煮込むための大き目の鍋、ロート、ラップなどが必要です。

こちらのサイトで全て揃います!

アドバンストブルーイングのホームページへ

酒市場ランド







ちなみに醸造用の容器に20リットルの漬物樽が売ってるのでもう一個澱引き用にもう一個は自作してしまいました。

15リットルまで醸造できます。ふたの上部にホールソーで穴を開けゴム栓、エアロックを付けて、計量し目盛りを付けシール温度計を貼り付けて安上がりで済みました。

澱引きした後再度メインの醸造容器にサイホン法で戻すので下にコックを付けていません。

しっかりと密閉されてなかなかいいですよ!
次回から実際に仕込み方から手作りラベルを作って完成!までを紹介していきますのでお楽しみに。
チェリービールや地ビール金賞をとった軽井沢のよなよなエールをモデルにレシピ化したアメリカンペールエールなど
楽しいビール作りを紹介していきます!!