PaintShopPro 8 を使おう −その1−
(最終更新:2003年6月30日)
やっぱりPSP
10年以上前かな、Windows上のペイントソフトでPaint Shopというシェアウェアが公開されたのは。
わたしバージョン1.0から動かしてました。と言ってもたいした処理してないけど...^^;)
その後バージョン2.0でPaint Shop Proになったんだったっけ?
バージョン3では日本語版も出て、当時Met's扱いのパッケージ版も買いました。
しばらくそのままで、バージョン6が出たときに改めて買って、バージョン7とアップデートしていたんだけど、もうバージョンアップは、やめようと思っていました。
だって機能的には全くもう充分すぎるし(って言うかほとんどが使ってない機能だろうし)、バージョン8では全面的に作り直したらしいから、使い方も全く変わっちゃいそうだし。
(フリーソフトの
GIMPなんかもあることだし。)
ところがバージョン8の発売間近になり、いろいろなメディアで取り上げられているのを見ると「スクリプト言語にPythonを採用」と書いてあるぢゃないですか!
このひとことを見て、即購入してしまいました。
Paint Shop Pro 8 アップグレード版。
早速インストール −Python発見!−
さてさてamazonで注文したのが発売前日だったため、いきなり翌日に発送したよとの知らせが。
そして手元に届きましたので、インストールしてみました。
うむうむ、やはりぜーんぜんUI変わっている感じ。
そしてインストールされたディレクトリ C:\Program Files\Jasc Software Inc\Paint Shop Pro 8 を見たら、ありましたありました。
python22.dll。
そして Scripts-Restricted と Scripts-Trusted というディレクトリがあり、この中にはいくつかのスクリプトが置いてあります。
ファイル名はどれも .PspScript となっていますが、中身を開けてみれば、これは間違いなくPythonコードですよ。
さらに、Python Libraries なるディレクトリがあり、ここは見慣れたPythonの標準ライブラリが置かれています。
加えて JascTools.py などのPaint Shop Pro用のライブラリも...
JascAppはどこだ?
サンプルスクリプトを見てみると、どのファイルも
from JascApp import *
で始まってます。が、JascApp.py というライブラリは見つけられないのです。
これはもしかして、Python for Delphi 使った時みたいな感じで、アプリ内に埋め込まれているのかな???
うーん、ぜひこのライブラリを読んでみたいんだけど...
今のところ、Pythonコマンドを直接入力できるような対話的なインタフェースは見つけられていないんだけど、Tkinterは使えるみたいだから、そこでいろいろ試してみようかな...
Script Command API
Learning Center というディレクトリに Paint Shop Pro 8 Script Command API.zip という10MBのファイルがありました。
どうやらスクリプトのドキュメントみたい。
圧縮を解いてみるとHTMLファイルの山!45MBもありました。
ちゃんと日本語で書いてありますね。まずはこれを読めってことか...
どうでもいいけど、GIFファイルが見あたらないのですが...^^;)