rdesktopでWindows 2000 Serverをリモコン
(最終更新:2003年4月25日)



rdesktopって知ってる?

http://www.rdesktop.org/からダウンロードできるrdesktopって知ってました? Windows NT Terminal ServerとWindows 2000のTerminal Service、さらにWindows XPのリモートデスクトップに対応した、フリーソフトのクライアントなんですって。 私は仕事で、いくつかのWindowsサーバの管理をすることがありますので、Windows 2000 Serverに付属してくるWindows版のクライアントをよく使います。 が、当然ながらこれはWindowsでしか動きません。 でもrdesktopがあれば、Solaris上でもWindowsサーバの管理ができちゃいそうです。 これはいいものを見つけた!



ゲ、コンパイル失敗!

公式ページを見ると、ほとんどのUNIXで動くよ〜ん、とか書いてあったから当然Solarisでも動くと思ったのですが...
最新バージョンの1.2.0をダウンロードしてきて、まずREADMEを読んでみる。 ふむふむ、configure すればいいのね。簡単じゃん。
では、./configure
ん?あれ?なんかフツウのconfigureと違う感じ。(この時点で若干や〜なかんじ...^^;)
続いて、make
ふむ、ん?あれ?ガーン
エラーで止まっちゃった...(;_;)
どうやら INADDR_NONE が定義されてないとな??



気を取り直して...

冷静に冷静に...^^;)
まず /usr/include/netinet で grep INADDR in.h をやってみる。
やはり INADDR_NONE はない。 なーんだ、Solaris 8じゃダメなのかな???
仕方ないから、近くの Linux マシンをちょっと覗いてくる。 すると、なーんだ、INADDR_NONE って INADDR_BROADCAST と同じ値になってるじゃん。
ってことで tcp.c の適当なところに以下の行を追加。
#define INADDR_NONE INADDR_BROADCAST
で、もいちど make
ちょっとWarning出たけど、まあいいでしょ。 ってことで起動してみる。 バッチシ、問題なしです。