季節の植物観察会「サクラについて」

4月17日(土)、京都府立植物園で、季節の植物観察会「サクラについて」がありました。
昨日の京都新聞夕刊に「御衣黄満開」の記事が載ったので、好天に誘われ人出が多いそうです。
もちろん、ソメイヨシノは終わっていますが、サトザクラを中心に他の種類のサクラを見て回りました。

京都府立植物園の正門入ったところに
観覧温室が見えます。
植物園会館2階研修室でまず講義を受けます。

ソメイヨシノは既に散っています。
今年は5日頃がピークだったそうです。
今満開の桜を見て回り、説明を受けます。

菊桜(キクザクラ)。
花の中心に見えている緑色のものは
萼だそうで、二段咲きです。
従って花弁は多いと200枚にもなるそうです。
平野匂(ヒラノニオイ)。
香りの良い花で、桜餅と同じ香りです。
名前の平野は京都の平野神社に由来します。

市原虎の尾(イチハラトラノオ)。
花が咲いている短い枝に特徴があります。
市原は京都にある地名です。
宝珠桜(ホウシュザクラ)。

黄桜(キザクラ)。
咲くにつれて黄色がだんだんピンクに
なってくるそうでお酒を飲んだ時
みたいです。
琴平(コトヒラ)。
花も葉も一回り小さい種類です。

御衣黄(ギョイコウ)。新聞に報道されたので、この周辺に人が多いです。
緑色の花ですが、花は葉から変化したというのがわかります。

菊桜の系統です。 鎌足(カマタリ)。
オシベが弁化しています。

関山(カンザン)。
八重でよく咲いています。
梅護寺数珠掛桜(バイゴジジュズカケザクラ)。
これも菊桜と同じく二段咲きです。

鬱金(ウコン)。
これも緑の花です。
麒麟(キリン)。
関山と同じく八重です。

楊貴妃(ヨウキヒ)。
きれいな花の代名詞みたいで、
サクラ以外にもありませんか。
普賢象(フゲンゾウ)。
八重の花ですが、メシベが二つに分かれ、
象の牙のように見えます。
普賢菩薩は象に乗っています。


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