植物組織培養プロセス

1.洗浄
培地作成や培養に使ったガラス容器類を
きれいに洗います。
2.試薬の計量
培地に使用する各種試薬を計ります。

3.培地の調整
植物に適した組成の培地を調整していきます。
4.培地の加熱
寒天をよく溶かすため加熱します。

5.培地の分注
熱い内にフラスコに分注します。
6.滅菌
オートクレーブで高温高圧のもとに殺菌します。

7.無菌操作
空気を清浄にした無菌作業室内のクリーン
ベンチで、植物組織を培地に植えます。
8.無菌操作
成長点を切り出すなど細かい操作は
顕微鏡下で行います。

9.無菌培養
温度・照明などをコントロールした無菌
培養室で植物体を培養します。
10.無菌培養
液体の培地では、回転さしたり揺すったりします。

11.再分化
培地や環境などの条件が適当な時、
小さな個体にも花が咲くことがあります。
12.観察
顕微鏡と連動させたテレビカメラシステムで
観察しているところです。

13.培養
コチョウランの実生苗が大きくなって
きたところです。
14.順化
容器内で大きく育った植物体を外部の環境に
慣らします。ラン類は水苔に巻きます。

15.順化
順化温室で慣らしているところです。
16.鉢上げ・育成
順化が済むと、ポットに移し、健全な苗に
育てます。


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