ガーデニングQ&A
190.2001.07.24. 京都府 たかや さん の Question
次の件でご教示下さい。
さんしょ「青倉さんしょ」は挿し木、接木、取り木は可能でしょうか。
3つの内、もっとも可能な方法を教えてください。
今年はもう時期が過ぎましたが、来年1度試してみたいと思います。
なお、毎年落下する実が芽を出しているのですが、実生苗は育てても
無駄でしょうか。
Answer
サンショウは、普通、実生繁殖されます。
サンショウは雌雄異株ですので、実を利用するときは、雌木を植えます。
もちろん雌木を挿し木すると雌木です。
採種は、9月上旬の果実が黄色の頃が適期で、完熟し裂開すると、発芽率が落ちます。
また、取ってから乾燥させると発芽力が落ちます。冷暗所に保管します。
そして、2月頃播きます。しかし、自然に落ちて発芽しているのですから、
それで十分です。
アサクラザンショウ(朝倉山椒)は、ほとんど棘がありませんが、実生で繁殖すると、
枝に棘が出やすいと言われています。それで、挿し木または接ぎ木されます。
挿し木の時期は、3月、6月中旬−7月中旬です。10cmほどの挿し穂を用意し、
鹿沼土、バーミキュライトなどに挿します。ミストが使えると、活着が早いです。
皆さんのアドバイスもよろしく!!