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第1図: 切り口は斜めに スパッと! |
第2図:大きい葉の時は先を切る。 | 第3図:ドラセナの葉はくくり、 長いときは先を切る。 |
1.パキラの挿し木
挿し木の時期は、生長期なら大体O.K.です。5月から9月が適期となります。
挿してからまだしばらく生長する期間がある方が安心ですから、秋の終わりは、
温度があっても避けておいた方がいいでしょう。
よく伸びて切り落とした枝を挿し穂にしますが、6−10cmの長さぐらいに
調整します。切り口は、斜めにスパッと切って下さい(第1図)。大きい葉が付いていれば、
先の方の2/3ほど切ってしまいます(余分な蒸散を防ぐため)(第2図)。
葉が1枚も付いていないところも使えます。
背を低い目に親株を保ちたいならば、幹から出ている枝の基部できり戻します。
太い部分の幹からも新芽が出てきます。
挿し木の土は、排水の良い清潔な用土を用います。バーミキュライト、赤玉土などで
良いと思います。日陰に置き、時々、霧吹きなどをして湿度を保ちながら管理します。
1か月ほどで芽が動きだし、根も出てきますから鉢上げしてください。
なお、コップなどに挿し穂を浸けておいても根が出てきますから、それを鉢に
植えることもできます。
2.ドラセナの挿し木
ドラセナの多くはあまり枝を出さずにどんどん上へまっすぐ伸びていきます。
そうすると、下の方は段々葉が少なくなってきてバランスが悪くなりますから、
伸びた茎を切って挿し木にします。てっぺんが切られると、残った株の方は、
側枝をまた伸ばしてきます。
挿し木のやり方は、パキラに準じます。頂部の葉がたくさんついている挿し穂は、
紐か何かでくくって筆のようにし、長すぎる分は半分ほど切り落とします(第3図)。
皆さんのアドバイスもよろしく!!