ガーデニングQ&A

276.2002.02.01. 東京都 edomaru さん の Question
去年4月、庭に高麗芝を敷き詰めました。(40平米ほど)
真南の日照条件のなか青々とシッカリ根づいたのですが、夏過ぎから犬(大型犬)が
踏み固めた為か早々に土気色になってしまい・・・今に至っています。

今は冬ですから高麗芝は緑色ではないのは当然ですが、このままでは夏にも復活するか
否か不安です。(犬は11月の時点で芝生に立ち入り禁止にしています。)

どうか、2月のこの時点から、どのように世話をして行けば良いか御指導お願いいたします。
一年間、犬は立ち入り禁止にして丈夫な芝になったらまた、犬OKにしても良いでしょうか?
東京より edomaru

Answer
芝生は根がまだしかっりと張っていないときは、養生しておくことが大事です。
公園などの芝生に「只今養生中につき立入禁止」と立て札が挿してあるのがそうです。
それで、犬の体重の踏圧も枯れてきた原因かもしれませんが、栽培環境のせいも
あるかもしれません。たとえば、夏の高温と湿気、水はけ不良による過湿、肥料あたり、
または、病気になったのかもしれません。

枯れてしまっていては、手の施しようがありませんから、一度、どこかの一部分を
掘り返してみて、根の状態を見られたらいかがでしょうか。ひどいときは、芝の
跡形もありません。次は、根が残っていても、ちぎって中を見ると、中心まで茶色く
枯れ上がっている、または、腐っている状態です。しかし、反対に、根がしっかりしていて
中心部分が生きていたら春になればまた根が出ます。

ちゃんと、生きていた場合、3月ぐらいから、他の雑草も芽を出しますから、除草します。
それと同時に、春肥え(緩効性肥料)をやります。もしも、少し弱っている風でしたら、
少ない目にやります。他には、土の減っているような所には、土を足し、固そうな場所には
穴を開け、通気をよくします。夏前にも、これらの作業を繰り返します。生長期の肥料は
速効性のものを使います。秋の休眠前は緩効性に戻します。

夏になったら、よく伸びてきていますので、月に4−5回、芝刈りをします。
春秋は、半分ほどの回数です。

真夏の水やりは、早朝か夕方にします。昼間は、蒸れたりするのでよくありません。
乾いていないのに毎日やると、過湿により根草れを起こして枯れてきます。
ちゃんと根付けば、犬もそこで遊ばせて大丈夫です。掘り起こす癖を付けないように
注意しましょう。

他にも芝生の質問がありますので、参考にしてください。

NO.216NO.211NO.206NO.205NO.204NO.187
NO.186NO.165NO.111NO.72


皆さんのアドバイスもよろしく!!