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センリョウは葉の上に実が着きます。 | マンリョウは葉の下です。 |
1.バラ
葉の中に幼虫がもぐり、葉を食べていった跡が見られるのはハモグリバエです。
蛇行した跡がバラやキクなどでよく目につきます。他に似たものにハモグリガもいます。
スミチオン、オルトラン、マラソンなどの薬を1−2週間おきに3−4回撒きます。
やられた葉が数枚でしたら、ちぎっておくだけでもよいと思います。多いときは
薬散します。なお、葉の跡は元へは戻りません。
2.マンリョウ
葉の裏についてじっとして動かないのならば、虫の卵かもしれませんが、
カイガラムシの可能性もあります。この場合、成虫でもじっとしていて動きません。
風通しが悪いと、カイガラムシは発生しやすくなります。カルホスなどを撒きますが、
少ししかいないなら、古い歯ブラシなどでこすり落とすのが早いです。
白い粉の方も別の種類のカイガラムシかもしれません。
マンリョウは、大体は日陰で育つものですが、あまりにも日光が不足すると、
実が着きにくくなります。春に伸びた枝に実が着きますから、その枝を剪定しないように
してください。