ガーデニングQ&A

618.2003.07.15. 千葉県 海原 さん の Question
こんにちは。
先日の病虫害の質問 に対するお答え、とても参考になりました。
病気ではなくご指摘のアザミウマによる食害でした。
今は葉に斑点が出ることもなくなっています。

最近になって双葉が黄色く枯れ、
下の方の本葉も徐々に色が抜けてくるようになってしまいました。
肥料不足が原因かと思うのですが、
固形肥料を説明書にのっとって施しているので、
どうしてなのかはっきりしたことがわかりません。
固形は液体肥料より効き目が遅い、弱い、ということがあるのでしょうか。
液体肥料との併用も考えていますが、
根が焼けてしまうのではと心配になります。
また現在、ヘブンリーブルーの特性なのでしょう、葉もツルも育ち放題で、
7号素焼き鉢の下部の穴から、少し根が出てきてしまっているような状態です。
根詰まりによる害ということも考えられますでしょうか。

また、これ以上ツルが伸びるのは絡ませるものが無く置き場所にも困るので、
脇芽から伸びたツルも、根元から伸びている主たるツルも、
切ってしまおうかと考えているのですが、
これは今後、花をつけることを妨害してしまいますか?
(脇芽は目に余るほど伸びたものは既に何度か切り詰めています)
あんどんづくりにしているので、どうしても伸びるに任せるわけにはいかないのです。

少しでも改善できるよう、良い方法をお教えください。

千葉県 海原

Answer
普通のアサガオもそうですが、ある程度つるが伸びてくると、下葉は段々枯れてきます。
秋までどの葉も枯れないで付いているというのは誰がやっても無理です。下から順に
古い葉が枯れていくのが自然です。ただ、地植えの場合は鉢栽培に比べ、根も十分に伸び、
養分も土に多いですので、幾分ながく付いているようです。

肥料は、一般的に固形肥料はじわじわとゆっくり効き、液体肥料は速効です。それで、
元気に生育している間は、1か月に1回置き肥、半月に1回の液肥の併用がよいと思います。
枝葉が茂りすぎる場合は、チッソ分を少なくし、リン分の多い肥料をやってください。
このぐらいの間隔でしたら、肥料あたりしません。生育旺盛のようですので、鉢が幾分小さい、
あるいは、肥料が切れているなどで、下葉の枯れ上がりが早いのかもしれません。
根鉢を崩さないように注意して抜いて、置き場所の余裕がまだあれば、1−2回り大きい
鉢に移し替えてもよいかもしれません。

あんどんづくりだそうですが、下葉が無くなってきた場合、上に伸びたつるを切らずに、
もう1回株元まで誘引しなおして、二重につるを巻き付けてはどうですか?伸びたつるは、
切り戻してもよいですが、そこから新しいつるが伸び出すまで、しばらくは、花は休止
状態になりますが、また咲き出すようにはなります。


皆さんのアドバイスもよろしく!!