ガーデニングQ&A

620.2003.07.21. 市村 さん の Question

初めてメールします。
家にはアボガドの実生苗が2本あります。
1本は2年目で先っぽが枯れたのでその部分を切った苗です。
2本目は今年植えた苗です。モノの本によると幼苗はマメに先端をピッチングして
幹を太くした方が良いとありますが、どういうことなのでしょうか?
また、2年目の苗もかなりいびつな形になったので、横に大きくのびた枝は切った方
が良いのでしょうか?教えて頂ければ幸いです。

市村

Answer
アボガドは、排水の良いところを好みます。過湿になると、根腐れを起こします。
実生苗は5−6年で結実しだしますが、雑種性ですので、食べたものと同じ形質の
ものが得られるとは限りません。一般的には、ミツバチによる虫媒花です。

写真のように芽が枯れるのは、過湿か根詰まりか冬の低温かによってなる場合が
多いです。果実を採る場合の栽培では、そう剪定はせず、自然に伸ばし、不要な枝
だけを切り落とします。写真で見ると、他にも枝が出ているようですから、伸びた枝は
切り落としてもかまいません。あるいは、支柱でまっすぐに誘引するかです。

アボガドは、観葉植物的にも栽培されますので、見た目を引き立たすために幹を太く
するのかもしれません。ピンチのことではないでしょうか?芽を摘むと、普通に伸ば
しているよりは、枝や幹が太ってきます。毎年剪定されている街路樹をご覧になれば、
雰囲気がわかると思います。

アボガドについては、下記の質問にも見られますので参考にして下さい。

NO.563NO.212


皆さんのアドバイスもよろしく!!