フウランは「風蘭」ですので、宙ぶらりんにして 風通しがよいと機嫌良く育ちます。 これはベランダの手すりにぶらさげてあります。 |
フウランは着生ランですので、木の枝などについて自生しています。
その時に空中に土はありませんので、根は空気にさらされています。
その根から雨や霧などの水分を吸収しています。ですから、根としては
乾いている状態の方が長いわけです。
家庭で栽培するときは、そううまく木などにはり付けたりできませんので、
(ヘゴなどに糸などでくっつけるときはありますが、)素焼き鉢に植えます。
この時、大きいものでは水苔が湿りっぱなしになるので適しません。
小さめの鉢を使ってください。
外に出ている根は、植え替えの際、折れずに鉢に入りそうなら入れてください。
長かったり横に伸びて入れにくかったらそのまま空中に出しておいてください。
植え替えてからあまりにも外に出てくるようなら、鉢の中を嫌っています。
鉢の中は1/3〜1/2ほどは軽石や鉢底石などを底に入れた方がよいです。
全部、水苔にすると過湿になる恐れがあります。また、園芸書に載っているように
中心に木炭を入れてもよいです。
なお、フウランの質問が、いくつかありますので、参考にして下さい。
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