ガーデニングQ&A

733.2007.11.29. 東京都 ぷっぷ さん の Question
こんにちわ、おつもお世話になります。
今回は沈丁花についてです。

家族の話によると庭に30年近く植えてあるものです。
それが最近突然葉に元気がなくなり、しおれています。
毎年きれいな花を咲かせ、香りも楽しみながら一緒に育ってきたので残念でしかたありません。
一応図書館やネットで調べたところ、白紋羽病とか・・いろいろ書いてあったのですが、
白い菌糸状のものがついてないか・・・とか少し見てみたのですが今のところその様子はありません。
もっと根元を掘り起こせば状態がわかるのかと思いますが、それももっと弱らせるような気がしますし、困っています。
もう助からないのでしょうか?
挿し芽で増やせるそうですが、この時期では無理ですよね?

寿命があるということも聞きましたが、あまりに突然なので悲しいです。
この夏6月〜7月くらいに、結構強い剪定をしてしまっています。
また、鉢植えのパンジー等が終わった後の土を庭に少しまいたりしてしまいました。
また、その時期メネデールとかいう肥料を少し与えています。
それらのことも影響しているのでしょうか?

家族がみんな楽しみにして、私も幼い頃から眺めていた木なのでなんとか助ける方法は無いでしょうか?
よろしくお願いします。

(根元の土を少しだけさらっと掘って見たら、細くひげ状の根が表面にたくさんあったのですが、
果たして沈丁花のものかどうか・・・そばに柘植が2本あり、子が出てくる勢いでしっかりあるので
そのひげね・・・かとも思います)

東京 ぷっぷ

Answer
ジンチョウゲは香りの良い木で庭などによく植えられています。
植え付け場所は、水はけの良いところがよいです。日当たりの良い方がよいですが、
日陰でも十分育ちます。移植は嫌います。

ジンチョウゲはだいたい病害虫にあまり縁がないので、元気に育ちます。メールを見ましたところ、
長い間育っていたのですから、環境は問題なかったと思います。ジンチョウゲは花がすんだ後、
新芽がバランスよく伸びてこんもりと球形に茂っていきます。それで、剪定はあまりしなくても
形はきれいです。変に伸びた不要の枝や風通しを良くするため込み入ったところの枝を剪定する
くらいです。

強剪定はジンチョウゲは嫌うようです。その影響がじわじわ出てきたのかもしれません。
挿し木は、暖かくなった春から梅雨頃までが適期です。今は寒いので根が出にくいです。
親株が今年の冬を越せないくらい衰弱しているのなら、挿し木をして室内に置けば、
ある程度の温度が確保できるのでうまくいくかもしれません。それほど弱っていないのなら、
来年挿し木して株の更新をしてください。

あと、土をまいたとかで、その場合、古い根や葉などが病気のもとになったり、水はけが
悪くなったりします。それから、メネデールは、肥料というより、植物ホルモンではありませんか。
この場合、濃度を間違えてやると、障害が現れてきます。


皆さんのアドバイスもよろしく!!