ガーデニングQ&A

746.2009.02.17. 京都府 よしだ さん の Question
御世話になります。垣根の私の目線より上に咲いていました。
蔓性の植物のように思えます。いろいろ私なりに調べたのですが
わかりません。一つよろしく!

Answer
5月から6月頃に咲く花で、テイカカズラといいます。
テイカカズラは常緑のツル性植物で、キョウチクトウ科です。
本州から九州にかけて見られます。
名前のテイカは鎌倉時代の歌人藤原定家に由来すると言われています。
式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって
彼女の墓にからみついたという伝説(能『定家』)に基づいています。
他にも色々と言い伝えがあるようです。

私たちの回りに案外植わっているので、花期の頃に急に目立ってきます。
葉の形ですが、低いところでつるが伸びているようなときは小さく、
大きくなって高いところにいくと、大きい葉が出るようです。
そして花も咲きます。

緑化植物として使われている場合、グラウンドカバープランツとして流通していますが、
この時は小さい葉です。花が咲くような株とは全然葉の形が違います。
同じくグラウンドカバープランツとして用いられるオオイタビも葉の形が
2種あります。やはり小さいときはかわいらしい小さな葉です。

左は斑入りオオイタビ、右は緑葉。



皆さんのアドバイスもよろしく!!