農業実験実習講習会

8月10日(水)、11日(木)、全国高等学校農場協会近東支部により講習会が開催されました。
テーマは、「環境科学基礎・森林」で、京北の片波川源流に伏条杉の巨木群を見学に行き、帰路に
北山杉資料館にもよりました。第2日目は、京大フィールド研の竹内教授による「日本の森林」に
ついての講義を受けました。その後、移動し、京都大学総合博物館へ行きました。
事務局は京都府立北桑田高等学校です。

案内・説明していただいたのは、田中先生です。
「宿杉」、多くの植物が着生しています。
着生していたものが枯れると、
そこに空洞ができます。
枝が垂れ下がり地面に着き、根を出して成長します。
これが伏条(ふくじょう)です。
切ると横からまた枝が出てきます。
このかたちが台杉になります。
幹にはついたてに切られた跡が残っています。
高い所から切られていますが、
これも台杉です。
大きい木が倒れ、日が差してくるようになったので、
テツカエデの実生がたくさん出てきました。
競合により、いずれ1本になるのでしょうか?
ピノキオの顔に見えますか?
ヤドリギも見られました。 竹内教授の講演。

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