- 通 称 : 2C−B (「に・シ−ビ−」又は「トゥ−・シ−・ビ−」)
- 性 状 : 白色針状結晶で、融点は237〜239℃
- 流通形態 : 米国では、粉末、カプセル剤及び錠剤に加えて、2C−B入りの角砂糖などが不法に流通しており、1製剤当たり約10r 程度の2C−Bが含まれている。日本でインタ−ネットで販売された2C−Bは、直径4ミリ前後の白色の錠剤である。通常、経口摂取により乱用されている。(品名 「パフォ−マックス」等)
- 精神毒性等
- 通常、8〜10r の微量で幻覚作用を発現させる。摂取して1時間以内に興奮が起こり、2時間後に強烈な幻覚、妄想を引き起こし、その持続は6〜8時間である。
- 幻覚作用は「DOB」と同程度、「MDMA」の5倍程度、「メスカリン」の35倍程度であるとされている。
- 依存性が認められる。
- 医療上の用途はない。
- 現在、販売されている物は、他国で密造された物であり、混入している不純物や不完全合成物の摂取による危険性も危惧される。
※ 平成10年7月12日より、4−ブロモ−2,5−ジメトキシフェネチルアミン(2C−B)及びその塩類は麻薬及び向精神薬取締法に基づき麻薬に指定された。
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