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検査方法 |
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検査は、次の方法によって行う。 |
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(1) |
騒音環境 |
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普通教室に対する工作室、音楽室、廊下、給食施設及び運動場等の校内騒音の影響並びに道路
その他の外部騒音の影響があるかどうかを調べる。 |
(2) |
騒音レベル |
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環境によって騒音の影響の大きな教室を選び、児童生徒等を在室させた状態で、窓を閉じたとき
と開けたときの騒音レベルを測定する。
騒音レベルの測定は、普通騒音計(JIS C
1502)又はそれ以上の精度の騒音計を用い、A特
性で5秒間隔で50回記録し、騒音レベルは、中央値及び90%レンジの上端(上限値)と下端(下
限値)で示す。
特殊な騒音源があるときは、騒音レベル測定法(JIS Z 8731)に準じて行う。 |
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判定基準 |
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教室は、校内・校外の騒音の影響を受けない環境が望ましく、教室内の騒音レベルは、窓を閉じていると
きは中央値50dB(デシベル)以下、窓を開けているときは中央値55dB以下であることが望ましい。また
上端(上限値)は、65dB以下であることが望ましい。 |
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事後措置 |
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(1)
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窓を開けたときの中央値が60dB以上になる場合は、窓を閉じるなど適当な方法によって音を遮る
措置を考慮するものとする。 |
(2)
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判定基準を越える場合は、騒音の発生を少なくするか、普通教室など長時間使用する教室は、騒
音の影響が少ない教室を選ぶなどの適切な措置を講じるようにする。 |
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