【黒板の管理】


検査項目
黒板の管理
検査回数
検査は、毎学年1回定期に行う。
検査事項
検査は、次の事項について行う。
(1) 黒板面の色彩の明度と彩度
(2) 黒板面の摩滅の程度
検査方法
(1) 黒板面の色彩
時刻、条件は、照度検査と同様とする。明度、彩度の検査は、第2図に示す9か所で黒板検査用色票を用
いて行う。
(2) 黒板面の摩滅の程度
黒板面に近い窓をカーテンで遮蔽し、最前列の両端の座席から黒板面の両端を見て板面が光るかどうか
を観察する。
判定基準
(1) 黒板面の色彩
無彩色の黒板面の色彩は、1か所でも明度が3を越えないこと。
有彩色の黒板面の色彩は、1か所でも明度が4を越えないこと。彩度は4を越えないこと。
(2) 黒板面の摩滅の程度
黒板面の1か所でも光るような箇所がないこと。
第2図

事後措置
判定基準を越える場合は、板面を塗り替えるか、又は取り替えるなどの適切な措置を講じるようにする。