浮遊粉塵

1.デジタル粉塵計操作手順

検査時前の放課に換気をしっかりして、炭酸ガス濃度を0.03以下とし、窓を閉めて、暖房をして教室の中央で実施する。


<使用前の感度チェック>

  1. パワーをONにする。
  2. バッテリーを押しレートメーターのところの赤い部分に針があることを確認する。(ないときは、乾電池を交換する。乾電池のないときはアダプターを使用)
  3. 右横にある切替レバーをメジャーからSENSI ADJにする。
  4. スタートを押す。(1分に合わせてあるので1分たつと止まる)・・・検査表に記載の「感度合わせの計数値」に合わせる。合わなければ調節用小型ドライバーで調整しし合わせること。
  5. 3の切替レバーをメジャーに戻す。
  6. パワーをOFFにする。

<測 定>

  1. パワーをONにする。
  2. FANを押して試料空気を取り込む。
  3. スタートを押す。
  4. カウントが始まり終わると自動的に停止します。

<質量濃度の求め方>

質量濃度(r /立方メートル) =(R−B)・K

R:1分間の計数値(CPM)
B:バックグランド値(検査表記載値)
K:質量濃度換算計数
例)0.3mμ ステアリン酸粒子の場合のK値
        K:0.001r /立方メートル/CPM(P−5H2型)
        K:0.01r /立方メートル/CPM(P−5L2型)
※ CPM=Count PerMinute

<判定基準>
        0.10r /立方メートル以下


2.デジタル粉塵計




<P−5H2型 ・ P−5L2型>


P−5型は、空気中の浮遊粉塵を光散乱方式を用いて、相対濃度で測定する携帯型デジタル粉塵計です。



<各部名称>