<保健室の医薬品の確認について>

 先生方におかれましては既にご承知のこととは思いますが、下記の文章とともに現在、対象商品の回収が行われております。
学校において医薬品の配置は応急的なものに限られ、また、一般薬(OTC)が原則となっています。
そして安易に医薬品を用いないようにすべきとされていますが、様々な事情でやむを得ず医薬品を使用する必要性から保健室等に置かれている場合があると思われます。今回、対象商品の回収という事態をふまえ、各先生方の担当校の保管医薬品について今一度ご確認いただき対象商品がある場合には回収していただくようお願いいたします。
                                      平成15年3月
   



 
 

お詫びとお願い

 このたび、弊社で製造しております漢方エキス及び生薬エキス原料の製造方法が、承認を受けた方法と異なっていたため、その原料はもとよりこれらの原料を用いて製造された医薬品についても注意が必要になり、製造企業様には多大なご迷惑をおかけしております事をお詫び申し上げます。下記の製造企業、商品名、該当する製造番号の医薬品を各製造企業において自主的に回収していただくようお願いすることといたしました。なお、これらの医薬品において、健康被害は出ておりません。
 
下記の該当製造番号の医薬品をご使用のお客様には、大変ご迷惑をおかけしますことを謹んでお詫び申し上げます。
 
製造企業・薬局薬店・その他関係者におかれましては、事情ご高察の上、早急にこのたびの回収にご協力いただきますようお願い申し上げます。
 
弊社といたしましては、会社の遵法体制を根本から見直し、このような事態が再び発生することのないよう、万全を尽す所存でございますので、なにとぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

下記製剤に使用された当社の原薬は以下の通りです。

オウバク軟エキス、ナンテンジツ乾燥エキス、南天実乾燥エキス、ナンテンジツエキス、キョウニンエキス、日本薬局方べラドンナエキス、日本薬局方ロートエキス、ロートエキス3倍散、ロートエキス5倍散、日本薬局方ロートエキス散N(アルプス)、日本薬局方ロートエキス散NC(アルプス)、日本薬局方ロートエキス散P(アルプス)、ナンテンジツ流エキス、カッコン湯乾燥エキス、葛根湯乾燥エキスA、カッコン湯エキス、ヨク苡仁湯乾燥エキス−F、大黄甘草湯エキス末、乙字湯乾燥エキス、小青竜湯乾燥エキス、半夏瀉心湯乾燥エキス−F、乙字湯乾燥エキス−F、大柴胡湯乾燥エキス−F、葛根湯加川キュウ辛夷乾燥エキス−F、麻杏甘石湯乾燥エキス−F、防風通聖散料乾燥エキス−F、柴胡加竜骨牡蛎湯乾燥エキス−F、桃核承気湯乾燥エキス−F、麻杏ヨク甘湯乾燥エキス−F、温清飲乾燥エキス−F、葛根湯乾燥エキス−H、竜胆瀉肝湯乾燥エキス−H、清上防風湯乾燥エキス−K、葛根湯乾燥エキス−F、柴胡桂枝湯乾燥エキス−F、小青竜湯乾燥エキス−F

                               平成15年3月11日
                        岐阜県吉城郡古川町向町2丁目10番50号

                             アルプス薬品工業株式会社

                              TEL(0577)73−2021(代)

  当回収につきまして、ご不明の件がありましたら、添付の連絡先にそれぞれお問い合わせください。

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