アジ化ナトリウム
CAS番号:26628ー22−8、ICSC番号:0950 |
|
別名: SODIUM AZIDE
NaN3
毒物:(平成11年1月1日新規指定)
(性状) |
無色無臭の六方晶形の結晶。 |
|
融点以上に急速に加熱すると爆発する危険性がある。 |
|
銅、鉛、銀、水銀、二硫化炭素と反応し、特に衝撃に敏感な化合物を生成する。 |
|
酸と反応し、有毒で爆発性のアジ化水素を生成する。 |
|
アルミニウムに対して強い腐食性を示す。 |
(用途) |
防腐剤(血球検査等の希釈液、試薬等)、起爆剤(エアバッグ等) |
|
|
|
|
危険区域から立ち退く! 専門家に相談する。
こぼれた物質をプラスチックの容器内に掃き入れる。
湿らせても良い場合は、粉じんを防ぐために湿らせてから掃き入れる。
残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。 |
(周辺火災の場合)
加熱すると分解する。
酸・重金属との接触禁止。
(着火した場合)
---------------------------------------------
(消火剤)乾燥砂、特殊粉末消化薬剤。
--------------------------------------------
(爆発) 酸、多くの金属(鉛、真鍮、銅、水銀、銀)と接触すると火災と爆発の危険性がある。
摩擦や衝撃を与えない。
火災時: ドラム缶などに水を噴霧して冷却する。 |
(吸入した場合)
咳、息切れ、頭痛、鼻づまり、眼のかすみ、心拍数低下、血圧降下、意識喪失
(皮膚に触れた場合)
吸収される可能性有り、発赤、水疱。
(眼に入った場合)
発赤、痛み
(経口摂取)
腹痛、吐き気、発汗、その他(吸入の項を参照)
|
(吸入した場合)
新鮮な空気、安静。必要な場合は人工呼吸。
(皮膚に触れた場合)
汚染された衣服を脱がせる。
多量の水かシャワーで洗い流す。
(眼に入った場合)
数分間多量の水で洗い流す。
(経口摂取)
口をすすぐ
吐かせない
多量の水をのませる、安静
医療機関に連絡する |
耐火設備(条件)
酸、食品や飼料、金属、特に鉛やその化合物から離しておく |
保護眼鏡、保護手袋、保護長ぐつ、保護衣、防じんマスク
(火災時:空気呼吸器) |
|