別名:過酸化カルバミド
CO(NH2)・H2O2
劇物:(過酸化尿素)
(性状) |
白色の結晶性固体。弱い特有の臭気(オゾン臭)がある。75℃以上に熱せられると分解して酸素を放出し、支燃性を示す。水に溶けやすい(20℃で水100mlに85.2g溶ける)。 |
措 置 |
飛散した場所の周辺にはロープを張るなどして人の立入りを禁止する。作業の際には必ず保護具を着用する。風下で作業をしない。
飛散したものは速やかに掃き集めてできるだけ空容器に回収し、そのあとを多量の水を用いて洗い流す。
この場合、濃厚な廃液が河川等に排出されないように注意する。 |
(周辺火災の場合)
速やかに容器を安全な場所に移す。移動不可能の場合は、容器及び周囲に散水して冷却する。
(着火した場合)
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(消火剤)
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(吸入した場合)
粉末を吸入した場合、鼻、のどに炎症を起こす。
(皮膚に触れた場合)
数分経過してから表皮に白斑を生ずる。痛みを感ずることもある。
(眼に入った場合)
粘膜を激しく刺激して角膜炎症を起こす。
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(吸入した場合)
直ちにうがいをさせる。直ちに患者を毛布等にくるんで安静にさせ、新鮮な空気の場所に移す。
(皮膚に触れた場合)
直ちに汚染された衣服やくつを脱がせる。直ちに付着又は接触部を多量の水で十分に洗い流す。
(眼に入った場合)
直ちに多量の水で15分間以上洗い流す。 |
重金属塩(二酸化マンガン等)により分解が促進されることがある。 |
保護眼鏡、保護手袋、保護長ぐつ、保護衣、防じんマスク |
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