別名:セレニウム
Se
毒物:(セレン)
(性状) |
灰色の金属光沢を有するペレット又は黒色の粉末。融点217℃。水に不溶。硫酸、二硫化炭素に可溶。 |
措 置 |
多量に飛散した場合は風下の人を退避させる。飛散した場所の周辺にはロープを張るなどして人の立入りを禁止する。
作業の際には必ず保護具を着用し、風下で作業をしない。
飛散したものは空容器にできるだけ回収し、そのあとを多量の水を用いて洗い流す。 |
(周辺火災の場合)
速やかに容器を安全な場所に移す。移動不可能な場合には、容器及び周囲に散水して冷却する。
(着火した場合)
多量の水を用いて消火する。消火作用の際には必ず保護具を着用する。
(消火剤)
水 |
(吸入した場合)
のどを刺激する。はなはだしい場合には肺炎を起こすことがある。
(皮膚に触れた場合)
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(眼に入った場合)
異物感を与え、粘膜を刺激する。
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(吸入した場合)
鼻をかみ、うがいをさせる。
(皮膚に触れた場合)
直ちに汚染された衣服やくつ等を脱がせる。直ちに付着又は接触部を石けん水で洗浄し、多量の水を用いて洗い流す。
(眼に入った場合)
直ちに多量の水で15分間以上洗い流す。 |
1.火災などで強熱されると燃焼して酸化セレン( IV )の煙霧を発生する。煙霧は有害なので注意する。
2.付着、接触されたまま放置すると吸入することがあるので注意する。 |
保護眼鏡、保護手袋、保護長ぐつ、保護衣、防じんマスク
(火災時:空気呼吸器) |
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