別名:水酸化鉛( II )
Pb(OH)2
劇物:(鉛化合物)
(性状) |
無色又は白色粉末。145℃で分解して一酸化鉛になる。水にほとんど溶けない(20℃で水100mlに1.07×10−4g溶ける)。硝酸、アルカリに可溶。通常、Pb(OH)2の式を与えるが、水含量の一定した式量に当たるものは得られていない。 |
措 置 |
飛散した場所の周辺にはロープを張るなどして人の立入りを禁止する。作業の際には必ず保護具を着用し、風下で作業をしない。
飛散したものは空容器にできるだけ回収し、そのあとを多量の水を用いて洗い流す。 |
(周辺火災の場合)
速やかに容器を安全な場所に移す。移動不可能な場合には、容器及び周囲に散水して冷却する。
(着火した場合)
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(消火剤)
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(吸入した場合)
鉛中毒を起こすことがある。
(皮膚に触れた場合)
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(眼に入った場合)
異物感を与え、粘膜を刺激する。
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(吸入した場合)
鼻をかみ、うがいをさせる。
(皮膚に触れた場合)
直ちに汚染された衣服やくつ等の汚れを落としたのち、付着又は接触部を石けん水で洗浄し、多量の水を用いて洗い流す。
(眼に入った場合)
直ちに多量の水で15分間以上洗い流す。 |
強熱すると酸化鉛( II )の煙霧を発生する。
煙霧は有害なので注意する 。 |
保護眼鏡、保護手袋、保護長ぐつ、保護衣、防じんマスク
(火災時:空気呼吸器) |
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