外装系カスタム



外装のメインはクレバーウルフ製アッパーカウルの装着です。
不本意な事故でカウルが損傷したために、ショック導入とカウル装着のどちらか悩んでいたのですが、こちらから始めることになりました。

まずはでカウル交換の話です。
実はこのカウルは単純にボルトオンという訳ではありませんでした。

まずミラーの形が丸形ですが、このミラーはカウルの付属品です。
次は四角型のものに交換する予定ですが車幅が広くならないものを探しています。
カウル上部のステーはこんな風になっています。
しかしこれによってハンドルが当たるので、セパハンに交換し下げる必要があります。
Fフォーク外径はφ38です。ディトナやサンセイから発売されています(これはディトナ製)

ハンドルは見ての通りかなり下がっています。
これくらい下げないとカウルのナックル部には収まりません。
しかし、もともと400Γはハンドルの高いポジションなので決して無理なポジションでもありません。

あとはハンドルだけでなく、Fフォークのエアー調整バルブにも当たります。
これはカウルにハンドルストッパが添付しているので、それで対応します。
これがカウルのサイドステーです。
アルミのパイプがシリンダヘッドの上を通っています。
そして、元々のカウルステーのねじ穴からステーを出して、このアルミパイプと連結固定します。
あとはフレームに引っかけて固定してあります。
以外とこのステーの位置出しに苦労しました。
次はライト周りです。
ホーンがメーター横に移動してあります。
ライト下にもカウルが回り込むのでこんな所へ逃がしてあります。

あと、これはFブレーキのマスターシリンダをNC30用のNISSIN製に交換してあります。
リザーブタンクが別体式になっていることでもわかると思います。
しかし、ステアをいっぱいまで切ったときにシリンダー部がメーターのベース部分に触れてしまいます。
もちろんハンドルストッパを付けての状態でです。

レバーも黒から銀になったので、クラッチレバーもVΓ用に交換しました。
レバーの形が全く一緒なので単純に交換できます。

それと、今回セパハンでハンドル位置が下がったので余ったブレーキホースの逃げ場が無くなってしまいました。
ひとまずアンダーブリッジ裏の分岐点までをステンメッシュホースで自作することで回避しました。


乗ってみた全体の感想としては、ハンドルストッパによるハンドルの切れ角の少なさが一番走行に支障があります。
道の狭い交差点、駐輪場での取り回し、スリ抜けなどなど...F16インチも手伝って、クセのある切れ込み方をするので操作しづらいです。
小回りの場合は、リーンアウトを駆使して曲がるしかありません。
でも、ワインディングを走る分には全然問題はないです。

一番のお気に入りは、正面からのスタイルがかなり低くなりレーシーになったことです。
今までの高さのあるツアラー風の塗壁カウルから、低くなることによって攻撃的なイメージに一変しました。
それと素材がFRPに変わったことによって、若干軽量化されたでしょうか。

カラーはひとまずWWのブルー1色で塗ってもらいました。
でも、サイドがこれだけ低い位置まであるので、レッドと2色で塗り分けてもらえば良かったと思います。

今回塗って頂いたのは、大阪住之江区の「白木屋」さんです。
安くて、早くて、仕上げの綺麗な3拍子揃ったペイント屋さんです。
ちなみにこの1色塗りで、1万円ちょいでした。
機会があればまた願いしようかと思っています。



次はスクリーンを交換しました。


現状の全体図です。
カウル交換直後からスクリーンが変わっています。

それによりさらに低いデザインに変わっています。

クレバーウルフのスクリーンは薄くてペラペラでした。
ある日、立ちゴケとクルマに倒されたことで酷く割れてしまいました。
純正品で流用できそうなものはGSX−R750(F〜H)R1100(G〜J)のものでした。
ただし純正品は高価なため掲示板でアドバイスを頂きヨシムラ製にしました。

ヨシムラスクリーンクラフト ディトナタイプです。クリアの他にスモークもあります。
もちろん穴加工は必要になります。かなり位置決めに悩みました。

価格はクリア¥15K/スモーク¥16Kです。

カウルとスクリーンの前後の長さはほぼ一緒ですが、後端の角度が違います。
カウルの端は直角に落ちますが、スクリーンは傾いています。
スクリーンの穴開けの位置によってはかなり不細工になります。


次はひとまずミラー交換の予定です。
個人的にはアルミタンクが欲しいのですが、入手が難しいこと、あっても高価なことからかなり困難だと思います。
シングルシートカウルも考えていますが、ツーリングの荷物積みには向きませんので優先度は低いです。



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