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その部分はずばりピロボールそのものですのでオートボーイで作っている訳ではなくどこの車高調を購入しても同じメーカーの部品が使われています。
ショップが作っているのはこのピロボール同士をジョイントしているジュラルミンの部分になります。
今回折れたと言うピロボールのシャフト部分の強度を上げたいのならワンサイズ大きいピロボールを使うしか方法はありません。
しかしワンサイズ大きいピロボールを使用した車高調は市販されておらず、以前さかもとさんがこの部分の強度を確保するために車高調を自作されました。
もちろんこの場合はピロボール部にカラーを打ち込んでボルトとの太さ調整をする必要があります。
因みにノーマルのフルフロータージョイントの長さより長くしてヒップアップをさせればさせる程ジュラルミンのジョイントからピロボールの弱いシャフト部分が剥き出しになってくるのである程度以上になると一気に強度が落ち、場合によっては簡単にシャフト部が曲がったりします。
言い方が悪いですがそんな部品でも十中八九いきなり折れることはなく、ご自身が不注意にも曲がっている事に気付かずそのまま使用したことにより負荷が掛かり過ぎ疲労破壊した事故と言えないでしょうか。
アフターパーツは付けたからと言ってノーメンテナンスで済むと言う訳では無く、むしろ毎走行時にチェックする位の気使いが必要です。
壊れたからあそこの製品が悪いと悪し様に言うのではなく、何故壊れた、どう言う風に壊れたかを考えて見て下さい。 |