芳香剤○○の臭覚テスト
調 査 企 画 書
- 1.調査目的
- 試作品8品のし構成について芳香剤の臭覚テスト行い、最も嗜好性の高い製品を選択する。
- 2.調査方法
- 会場テスト
嗜好データは一対比較法によって蒐集する。
- 3.調査対象
- 20〜59歳の主婦で、芳香剤の現在使用者。
- 4.調査地域
- 東京都、城東に2ヶ所、城西に2ヶ所テスト会場を設営し、1日1会場方式で移動する。
- 5.標本抽出法
- テスト会場周辺で該当者をスクリーニングし、テスト協力を依頼する。対象者の年齢によって20〜39歳と40〜59歳に2区分し、折半して割り当てる。
- 6.標本数
- パネルの総数は140人。
- 7.調査方法の詳細
- @ 比較対の数‥‥製品1〜製品8の組み合わせ28対、これが課題の
数になる。
A 提示デザイン‥‥フィリップス(1964)によって提案された左票の
Balanced order plan を利用する。これは、イ)同じ
テスト品が連続して提示されないようにテスト品提示の
感覚を開ける。ロ)提示順序が先提示、後提示に偏らない
ように配慮した提示計画である。
B パ ネ ル 構 成‥一人のパネルに4課題を割り当てる。
従ってパネルは7グループとなる。(4課題×7グル
ープ=ループ=28課題)1グループを20人としてパネル
総数は、20人×7グループ=140人。
C 実 施 手 順‥集合法で集団一斉実施によって行う。反応は一対比
較の強制選択とする。
各課題の間にそれぞれ中休みを取り、このときには
室外に出て貰う。
- 8.調査項目
- @ 総合的選好
A 項目別選好
B イメージ評価項目
C 現在使用中の芳香剤のブランド名
- 9.分析計画
- シェフ(1952)の一対比較法によって試作品への選好度を尺度化する。
パネル全体と年齢2区分合計3ケースについて分析を行う。
(理由)一般人の嗜好パネルに対しては絶対評点法や定数分配法のように、
数値判断を求めるのが困難である。AかBのどちらがすきかという
相対的な反応の取り方の法がデータに妥当性があると考えられる。
- 10.作業日程
- 実 施 準 備 1週間
実施リハサール 1 日
テ ス ト 実 施 4日間
集計分析レポート 1週間
作業開始から報告書アップまで約3週間
- 11.調査費用
- ¥
(出所)マーケティング・リサーチの実際;日刊工業
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