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宮城谷昌光 作品詳細

2014-06-28更新

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No. 1
書名 玉人
著者名 宮城谷昌光
評価 80
ジャンル 小説
出版社 新潮文庫
評価日 2003/07/02
読んで一句 触れる指 言葉は邪魔に 雲の上
シビれるフレーズ  どういうわけか、わしよりさきにあの女を妻にした者がいるらしい。
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No. 2
書名 介子推
著者名 宮城谷昌光
評価 70
ジャンル 小説
出版社 講談社文庫
評価日 2002/05/27
シビれるフレーズ  これだけは忘れてはなりません。人から何かを得ようとするのであれば、その人にまず与えなければなりません。救ってもらいたいなら、まず救ってあげることです。人がみていようとみていまいと、そなたの行為は、天が覧、山霊が瞰ておられる。
書評 中国古典を描かせたら随一の作者の報われぬヒーローの物語。
村の少年が,現在神へとあがめられている介子推へと成長していく過程を,
少ない記録を想像力で補い鮮やかによみがえらせた作品。
功績を上げても,主張せず,一回の賤臣として主を敬う様は痛々しい。
競争社会で忘れそうになる,義の心をよみがえらせてくれた。
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