2014-06-28更新
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現在地[HOME→全著者ランキング→山本一力情報→山本一力作品詳細]
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No. | 2 |
書名 |
あかね空 |
著者名 |
山本一力 | 評価 |
80 |
ジャンル |
小説 |
出版社 |
文藝春秋 |
評価日 |
2002/05/31 |
シビれるフレーズ |
途中から悟郎の表情が変わった。ふっと前を見たとき、すみとまともに目が重なった。 ふたりは目だけで通じ合った。 |
書評 |
やはり職人ってカッコイイ。
そう思わせてくれる作品である。
第1部では,上方から一人で深川にでてきた豆腐職人が,味覚の違い,しきたりの違いなどで苦労しながら妻を娶り,子を授かり,大通りに店を構えるまでのサクセスストーリが語られる。
第2部では,職人亡き後の妻,2人の兄弟と妹の愛憎入り混じった人間模様が綴られている。
どんな困難に陥っても,最後には,仕事・家族への思い入れの強さがすべてに勝ることを教えてくれた。 |
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ご本といえばBlog:山本一力「あかね空」 |
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No. | 8 |
書名 |
お神酒徳利 |
著者名 |
山本一力 | 評価 |
70 |
ジャンル |
小説 |
出版社 |
祥伝社 |
評価日 |
2006/09/13 |
読んで一句 |
君といると彼、彼とは君を想っちゃう |
シビれるフレーズ |
おゆきは、きっぱりと言い切った。締め切った部屋には、隙間風も入ってはこない。それなのに、おゆきの物言いにつれて、部屋の気配が揺れた。 |
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ご本といえばBlog:山本一力「お神酒徳利」 |
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No. | 9 |
書名 |
蒼龍 |
著者名 |
山本一力 | 評価 |
70 |
ジャンル |
小説 |
出版社 |
文藝春秋 |
評価日 |
2003/03/18 |
読んで一句 |
残業後 夢中で目指す登竜門 |
シビれるフレーズ |
昼間は職人、絵具もねえなかで、どんだけしんどく描いてきたかは話した通りさ。だがさ、しんどいだけじゃあなかった。やってるうちに、次々、思案が浮かんでくる。それを描いちゃ消し、描いちゃ消しやってるうちに、どんどん描くのが嬉しくなってきた。 |
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ご本といえばBlog:山本一力「蒼龍」 |
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No. | 11 |
書名 |
いっぽん桜 |
著者名 |
山本一力 | 評価 |
70 |
ジャンル |
小説 |
出版社 |
新潮社 |
評価日 |
2004/11/08 |
読んで一句 |
まっすぐに言えない想い托してる |
シビれるフレーズ |
元はおんなじイカだろうが、ここにきたからには、もうイカのつもりでいてもらっちゃあ困るんだよ。木村屋という魚屋に勤める、スルメに変わってくんねえな。そうでなくちゃあ、どんだけいいことを言ってくれても、だれも耳は貸さねえさ |
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ご本といえばBlog:山本一力「いっぽん桜」 |
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No. | 12 |
書名 |
梅咲きぬ |
著者名 |
山本一力 | 評価 |
70 |
ジャンル |
小説 |
出版社 |
潮出版社 |
評価日 |
2005/07/01 |
読んで一句 |
深川でキャリアに生きる 四代目 |
シビれるフレーズ |
つらいときは、好きなだけ泣きなはれ。足るだけ泣いてもよろし。そやけど、自分が可哀相やいうて、あわれむことだけはあきまへんえ。それは毒や。つろうて泣くのと、あわれむのとは違いますよってな |
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ご本といえばBlog:山本一力「梅咲きぬ」 |
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No. | 13 |
書名 |
だいこん |
著者名 |
山本一力 | 評価 |
70 |
ジャンル |
小説 |
出版社 |
光文社 |
評価日 |
2005/10/03 |
読んで一句 |
帰り道 つい「だいこん」で腹ごなし |
シビれるフレーズ |
どんなわけがあるにせよ、したくもないことをするのは、負けを認めて逃げることだ。越したくないのに裏店から出るというのは、それはつばきさんが負けを受け入れたことになる |
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ご本といえばBlog:山本一力「だいこん」 |
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No. | 14 |
書名 |
大川わたり |
著者名 |
山本一力 | 評価 |
70 |
ジャンル |
小説 |
出版社 |
祥伝社 |
評価日 |
2003/01/22 |
読んで一句 |
この橋のたった10歩が渡れない |
シビれるフレーズ |
いま限り、大川の向こうに追っ払うということだ。どこでなにをしようが勝手だが、おめえが大川のこっちに来てもいいのは、ゼニをけえしに来るときだ。そうじゃなしに一歩でも渡ったら、その場で始末する |
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ご本といえばBlog:山本一力「大川わたり」 |
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No. | 16 |
書名 |
草笛の音次郎 |
著者名 |
山本一力 | 評価 |
60 |
ジャンル |
小説 |
出版社 |
文藝春秋 |
評価日 |
2005/01/24 |
読んで一句 |
丸い海 崖に四つの旅姿 |
シビれるフレーズ |
てまい、生国と発しますところ関東でござんす。関東は東の筑波山の峰々の美しさに、華の都は大江戸の大川の清き流れは美しく、深川でござんす。深川は仮の住まいとして、浅草は今戸の、鬼比須の芳三郎の若い者でござんす。 |
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ご本といえばBlog:山本一力「草笛の音次郎」 |
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