貝がら山遊園

成田ゆめ牧場

●概 要

 千葉県成田市にある、いわゆる観光牧場です。ただ牧場といっても牛舎での乳牛飼育がメインなので、広い牧草地は無く(たぶん?)、乳牛や山羊、馬、うさぎ、あひるなどが居る遊園地と思った方が良いです。

 そのほか園内には草の滑り台とか、おもしろ自転車とか、軽便鉄道(後記)とか、遊覧トラクターとか、自転車モトクロスとかあって、幼稚園児〜小学校低学年なら半日は遊べます。また農地をいろいろ持っていて、春夏秋冬、野菜とか味覚狩りの体験もできます。一部作物についてはオーナー制度もあります。ちなみにオートキャンプ場もあります(利用したことはありません)。

 男の子なら(ぎむぎむ家がまさにそうですが)ここで朝から昼すぎまで遊んで、その後、成田空港周辺に立ち寄って飛行機を見るコースが定番です。

 年間パスを買えばかなりお得なので、関東圏の方なら是非足を運んでみては如何でしょうか。ゆっくり1日遊べますよ。

駐車場あり トイレあり おむつ交換台あり ベビーカー可能 授乳室あり 食堂あり 飲料・軽食あり


●案内

料金

 入場料金 大人¥1200、子供3歳以上¥700

    ただし年間会員(大人¥2000、子供¥1000)入会で、入場料1年間無料

 遊戯施設 ¥300〜¥800。現金ではなく利用券が必要です。利用券は入場口の窓口と、奥のファンシーサイクル乗り場で売っています。

駐車場

 あり。1日¥500。入口の所で係員が料金を受け取ります。

トイレ

 あり

授乳室

 サイロの近くの「ビッグバーン」という建物の中と、敷地奥のガラスハウスに隣接してあります(ガラスハウスのほうは小さいです)。

食事・飲料

 レストランは敷地内に何カ所かあります。お値段はやや高め。ちなみに飲料の自動販売機(値段は普通)が、サイロの近くの「ビッグバーン」という建物の中と、ファンシーサイクル乗り場横にあります。

Webサイト

 http://www.yumebokujo.com/

写真1 写真2
写真3 写真4

●その他

軽便鉄道について

「KATO」とか「SAKAI」と書いてピンと来る方は、是非行ってみてください(笑)。園内の一部に1周400mぐらい?の2フィートゲージの線路が敷いてあって、102号機という酒井工作所のディーゼル機関車が2両のトロッコを引いて走っています。かなりしっかりした機関庫の中を覗くと、かなりボロボロでレストア中の客車(井笠鉄道の古いボキー客車)や、貨車、SL、ラッセル車(元を辿るとかなり古い車両)などが見えます。

 SLには、3号機と6号機という共に台湾基隆炭鉱出身の機関車と、11号機「マフ・ポッター号」という自作された縦型ボイラーの機関車が稼働していて、ときどき運転会が行われます。その他、レストア中とか、ボイラーだけの状態で転がっている機関車も。

 なお、ディーゼルのほうも、主力機関車として毎日稼働している102号機のほか何両かがレストア中?のようです。

 下記はこの軽便鉄道を運営している「羅須地人鉄道協会まきば線」さんのブログです。

 http://rass-rail.blog.so-net.ne.jp/

北関東地方からゆめ牧場へのアクセス

 成田と聞くと東関東自動車道経由を連想しますし、標識に従うと国道や県道を通りがちですが、埼玉から行く時の「抜け道」があるのでメモしておきます。


 常磐道→圏央道経由で、稲敷ICで下りて信号を右折し県道49号を南下します。約1.5km走って「羽賀T字路」を右折します。

 ここから約800m、下り坂のカーブを曲がりきって200mほど行ったところの、「←稲敷直売所」の立札のあるT字路の橋を左折して農道に入ります。

 ここからとにかく道なり(ほぼ直線)にひたすら走ります。さきほどのT字路から2.6kmで県道5号線の信号を過ぎ、さらに3.6km走るとクランク(連続の右左折)があり、すぐに県道11号線にぶつかるので左折します。なお県道11号線とぶつかる所は目印が無いので、帰りのために風景をよく覚えておいてください。

 東に約2km走って、ミニストップの交差点を右折し常総大橋を渡ります。橋を渡り坂を下りきったところの歩道橋のある交差点を左折し、県道103号線を東進します。3.2km走り、スリーエフのある交差点を右折し県道63号に入ります。このあたりになると「成田ゆめ牧場」の看板が出てきます。

 1.6km走った、信号の無い交差点(小さな「成田ゆめ牧場」の案内板があります)を左折し100mほど行くと駐車場です。


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