1995年11月1日 VAP VPCC-81145
独裁者グラナダ
グラナダは森若さんの「ホーリーネーム」。歌詞カードにはインストゥルメンタルのこの曲の部分に森若さんがギターを抱えて王様の椅子に座っている写真。曲はいきなり暴力的でやや狂気を感じさせます。
一人になってやりたいことをやるという宣言なのでしょうか。それにしてもワイルド。LOVE OR DIE
2001年秋の劇団泪目銀座「LOVER SOUL」の公演パンフに森若さんが寄稿した文によれば、森若さんの恋愛観は「LOVE OR DIE」だそうです。
死ぬほど愛し合うっていうけど、死んだら愛せない。愛するかさもなくば死ぬか。LOVE SONG
森若さんがソロでやっていくことを決めて、アコースティックギターを初めて買って、そのギターで初めて作った曲がこのLOVE SONG。そういう訳で森若さんとしてもずっと大切にしていきたい曲なんだそうです。
今まで肩肘張って強がって生きてきた。誰かに愛してもらったりしなかった。やさしい言葉をかけてくれる人も、生まれ変わったら覚えていてくれるワケはない。…こんな思いから詞は書かれています。
ところで、この曲はKaorylics2000でも何回も演奏されたのですが、深夜12時前に生で聞いた家人は、「今日はもう、眠りなさい」のところで、毎回最前列にもかかわらず素直に眠っていました(笑)。森若さんごめんなさい。ブルーミントの橋の上
実はこの曲は階段の怪談(?)。「私」はもうすでにあの世の人。歩道橋の反対側にいる「きみ」への思いを残しているんだけど、住んでる世界が違うので、歩道橋の階段の12段目から先には進めない。GOOD LUCK!
「私って少し男っぽい ウジウジしてるとこ」「私ってホント女っぽい 黙って着いてこい」が森若節の真骨頂。すぐその後に「なんてね」ってきちゃうとこも含めて。
その後は「悪気がない悪気って極悪」とか「いろいろあるよねって何色と何色?」って絶好調。ワイルド・ハニー・パイ
ディストーションの効いたギターが唸るロックンロール。2001年5 月28日のライブではオープニングでは、森若さん自身スペクトラム5でキメていました。Super Freaks
フリージア
森若さんは「恋愛」という言葉に「恋→ハマチ」「愛→ブリ」という出世魚関係を見出すという。それに従えば、これはハマチの段階で、お互いのそれまでの生活を壊すこともできず、そのまま思い出になっていく、という大人の淡い恋のお話。SNOOPY
Happy Fine Day
このアルバムからのシングルカット曲にして、森若さんのソロデビュー曲。現在でもなお森若ソロを代表する曲のひとつであることに間違いありません。
ハッピー・ファイン・デイというタイトルや、さわやかな楽曲とはうらはらに、会いたくないのを、天気のせいと言い訳しておいて、でもいつか晴れた日には会いましょう、というずいぶん複雑な感情を歌った歌。
実はぼくはこのアルバム、楽曲的にも詞の面でも難解な曲が多いので、あまり聞き込んでいなかったのですが、Kaorylics2000でこの曲が定番となったことで、改めてHappy Fine Dayを意識して聞くようになりました。ファンのみんなも大好きな曲で、Kaorylicsでは毎度盛り上がりました。とくに2000年8月のKaorylics2000Vol.7では、森若さんも予想していなかったアンコールに、「なにやろうか?」と客席に問い掛けたところ、客席から声があがったのがこの曲Happy Fine Day。ぼくはおもわずそれを聞いて「あ、いいね〜」と反応してしまったところ、森若さんに大ウケされた、という思い出があります。Lonely and Lovely
約束の日
MY LIFE