2001年12月9日(日)千葉LOOK
同じ事務所に所属するお友達バンド3-10chainとドミンゴスの合同ツアーの2日目。このツアーは、所属事務所unlimitedの社長の名前を取って「赤坂ちゃん祭り」と名づけられたとか。
この日はやたらと寒くまさに冬の風吹きすさぶといった感。で、千葉駅という巨大ターミナル駅のふもとというのに、異常に場末感溢れるロケーションなんだな、これが。周りはフィリピンパブ、つぶれたクラブ(「ク」にアクセントのある方のクラブ)、メンズエステが並ぶ…といっても、新宿歌舞伎町のように密集しておらず、ぽつ、ぽつ、とあるところがまた場末感をあおる。さらに、川の向こうは栄町。
さて、ぼくは当日になって突然思い立って参加したので、17:30にならんで当日券を購入。といっても並んでいるのはぼく一人。外まで思いっきりリハの音が漏れてきて、青春路地裏伝説と、オープニング〜Hello! Hello!を堪能。
入場時に思ったのは、ドミンゴスの客に男性がほとんどいないこと。3-10chainはそこそこいると思うけど...。ちょっとびっくり。
3-10chain
Hello! Hello! Spin Spin ファンタジック 8月のQUEのときから毎回気になっていたんだけど、ライブがはじまって水戸さんの最初のMCの間に必ず森若さんがやるクセがある。右手の人差し指の第一関接から先の腹側を口に持っていくこと。ぼくの推測では、本番前に弦を張り替える時に、毎回1弦の先を人差し指の腹に刺してしまって、出血しながらライブに臨んでいるんだと思ってるんだけど...いかにも血をすすってるっぽい仕草なんで...{ナミダ}2 トゥルー・ロマンス 1枚目のアルバム「アドレナリン」で中山加奈子さんと水戸さんのデュエットで収録されていた曲。森若さん加入後は初演ではないだろうか。今回のツアーは最後に森若さんの代わりに加奈ちゃんが入る日があるので、レパートリーとして準備することになったのだろうか。
森若さんはもともと声が高いんだけど、男声ヴォーカルのバンドでは多分、ソロのときより高い声域が多くて結構大変なのではないだろうか?天国ホテル 100万ドルよりもっとの夜景 何回聞いてもカッコいい。一番3-10chianらしい曲。ライブで聞くともっとカッコいい。明日への誓い バースト&ワースト ガラガラゲッチュ 前回の角野さんのイベントで披露してくれたときに、3-10chainが持ち歌化してくれたらいいなって思っていたら、期待通りやってくれた! もともとハイティーンの恋に夢中の女の子の歌なんだけど、それを水戸さんが歌うってことはどうなってるんだ?って考えたけど、未だによく分かんない。でも、この曲を3-10chainがやってくれることの方が重要なので、それはまた別の機会に悩むということで...
3-10chainファンにもまだなじみが薄い曲なので、森若ファンのぼくががんばらなくちゃ、と「ゲッチュ!」「イエイエイエイエ」のところ等キメにやたらと気合が入る。するとぼくの前にいたドミンゴっ子たちが、場所を譲って前に送り出してくれたのに感激!ドミンゴっ子ありがとう!バースト&ワースト あれ?今日聞いたゾ、と思ったバースト&ワースト。要するにバースト&ワーストの曲中にガラガラゲッチュが挿入された形。曲の内容的にはかなりフンイキ違うんだけど、出だしのコードがイイ感じでそのままイケルってこと?ロッカウェイビーチ 角野さんのイベントでは、レゲエとかカントリーとか演歌とかやってたけど、今回はディスコヴァージョンのみが生存。青春路地裏伝説
ドミンゴス
ドミンゴスはベスト盤聞いているので結構知ってるもん、と思って参加したのに、「あの娘はビタミンC」と「月と太陽」だけしか知ってる曲はなかったので、レポは書けませ〜ん(涙)。
でも、ちょっとだけレポしちゃうと、ステージのドミンゴスと客席のドミンゴっ子(水戸さん命名)たちの、まさに一体となったライブはホントに楽しさ炸裂!例えば「チャチャチャ」という曲では、吉田一休氏の「手をたたく!笑って!右回り!左回り!小さくなって〜ジャーンプ」にあわせてドミンゴっ子がみんなで動いたり、「あの娘はビタミンC」ではYMCAもどきのVITAMIN体操したり、「ちょっと太目の君だけど」とかっていう歌詞に太目の(失礼)ドミンゴっ子が大喜びしていっしょに歌ったり。いやいやドミンゴっ子のみんなは幸せものだよ!って思った1時間。ほんとにファンを大切にする姿勢に頭が下がります。
アンコール
アンコールの一曲目は、ドミンゴスがまず出てきて、森若さんを呼び込む。
出てきた瞬間、森若さんは「衣装着替えてアンコール飛び出す前の吉田くんの真似やっていい?」といって吉田一休氏が楽屋で髪型を直す様子を形態模写。リーゼントっぽく直すとこを見て一休ファンが大喜び。
さらに、「ていうか、なんでもいいけど、吉田くんに言っておきたいことがあるの(怒)。」とドミンゴスのライブ中、何度も「3-10chainS」と複数形にしていた吉田一休氏に森若さんが注意。「3-10chainは3と10とchainで水戸ちゃんってことなの。だから、水戸華之介&3-10chainは、すでに水戸ちゃん&水戸ちゃんってことで水戸ちゃんが複数出てきてて、私たちが水戸ちゃんって意味なのね。それにさらにSつけたら、水戸ちゃんがいっぱいってことになっちゃうでしょ〜(笑)コワ〜イ!(笑)」HONEY'S ROCK
なんと、森若さんの持ち歌をやってくれちゃった。前回ドミンゴスと対バンになったときには、アンコールでドミンゴスバックに、「R&R LOVE LETTER」をやった(5/4MUSIC DAYの再現)はず。3-10chainでも森若ソロはやってこなかったのだが、ここで3-10chainファンにも初披露。
アンコール2曲目は、ドミンゴス+水戸さん。
アンコール3曲目は、3-10chainも全員参加して、ドミンゴスの曲(「パンチランチ」でいいのカナ?)をやったのだけど、これがまた、楽しい曲。森若ちゃんもやたら色っぽい声で「イヤ〜ン、パンチランチ!」とか「パンチラ!!」とかオイシイ参加の仕方して笑える笑える。ドミンゴっ子の間ではどうやらお約束のようなんだけど、曲の途中で、客席のみんながグルグル走り出す!勝手が分からない3-10chain系のお客はもみくちゃ!でも、とにかく楽しかったよ!