恵那山       平成16年11月5日

コース 広河原駐車場7;15ー本谷渡渉7:40ー山頂9:55ー
避難小屋10:00ー10:05展望所11:35ー山頂ー駐車場13;35


本谷川の丸木橋
上部には古い橋の残骸がある
前日の13時に自宅を出て、中央高速で飯田ICまで行き、広河原の駐車場に行く前に昼神温泉(湯ったりーな昼神、500円)に寄る。ここまで5時間半かかる。温泉はもっと鄙びた温泉かと、期待していたが大きな温泉街で、がっかりする。

湯ったりーなで夕食を済ませてから園原ICを目安に進み、ICの下をくぐりぬけて本谷川を渡る。あとは、月川温泉の案内に従うと車両通行止めゲートにぶつかる。駐車広場には先客が2台泊まっている。テントを張る広さも十分あるので、車の前にテン泊する。車泊より快適です。

山頂、展望無し
写真だけ取る
翌朝6時過ぎに起きると、駐車場はほぼ満車、まだ続々とやって来る。天気も良く、紅葉も良いし、人気の山をうかがわせる。早々に朝食を済ませて、林道を2q程歩くと登山口となる。登山届け用のポストにはこれを設置に来て遭難したと書かれている。左手の沢に降り、丸木の橋を渡る。

河原で歯磨きと洗顔をしてから登り始める。カラマツの植樹林のなか、落ち葉を踏みしめながら登ると、1716mの標識のピークに出る。ここから雑木の林になる。やがて、木々の間から周囲が見えてくるが霞んでいる。山頂は樹木に囲まれた広場で展望がない。少し前から同じペースで登ってきた人が地元の松川の方で、この方の案内で、見晴らしの良い場所に連れて行ってもらう事にした。

避難小屋と後ろは展望の岩場です
直ぐ先に立派な建物が見えてきた。なんとそれはトイレでした。更に先にはこれもきれいな避難小屋があり、人でいっぱいです。右上の岩場にも沢山の人がいて、登れそうもありません。でも私たちには心強い案内人がいます。富士見台への縦走路を行き踏み跡を右に取ると小さな露岩にでる。

ここが南、中央アルプスの眺めが一番いいところだそうです。高い山並みには雲がかかり、時折、一部を見せかける、何とも思わせぶりな天気です。山話をしながら、1時間半ねばってみる、時間は十分余裕があるのですが、結構、じっとしていると寒いので諦めて、下山にする。

富士見台方向
奥の雲の中には中央アが見えるはず
下山で尾根の方向が北東に変わると前方が開けて、スキー場「ヘブンスそのはら」から富士見台方向がきれいです。右側には大川入山も見えているようですがピークがはっきりしません。林道から見る紅葉は丁度見ごろで、のんびり見物しながら駐車場に戻る。

ここでご一緒してくれた松川の御仁とお別れする。帰りの立ち寄り湯は、その御仁に教えていただいた「富貴の森温泉、床浪山荘」に寄った。桧の香がいい、すばらしい温泉でした。夕食を食べるのに「木曽路舘」というドライブインによる。ここは日帰りの温泉にも入れるので、夕食の後、本日2回目のお風呂に浸かって、明日の南木曽岳登山口駐車場に向かう。

車で10分ほどのところで、非常に便利です。駐車場は2ヶ所あり手前は大きくて誰もいないのでここでテン泊する。夜空は満天の星です。明日が楽しみです。