笛吹川西沢 行者谷ー川胡桃沢  平成16年5月3日 晴れ 

コース 6:30西沢渓谷駐車場ー8:30入渓点8:50ー11:30登山道(1980m)
     −12:50下降点(1570m)−13:15登山道(二股) 

駐車場を早朝出るがもう観光客が何人か先を歩いていく。
ゴールデンウイークで相当賑やかになりそうです。
7ツ釜で下降に使う川胡桃沢を超えて、急登すると広場に出る。ベンチとトイレがある。右に行くと黒金山の登山口となるが軌道敷の壊れた跡を更に進む。一箇所、レールだけが残り、橋は崩壊しているので注意して渡る。入渓点には簡単に下りる事が出来る。沢は水量が少ない。

小滝を越えると2条5mで、右を直登する。ミニゴルジェとなり、4mを2個超えて6mナメは右を小さく巻く。
右に岩屋あると6mナメと直ぐ8m2条ナメとなる。ここには左壁に古い鎖がつけられている。もう一つ岩屋を右に見ると、左に一本枝沢が入るりその上がCSとなる。
右に岩峰見えると、8m曲がり滝となり左側に鎖がある。
その先6mCSは涸れ滝でここにも鎖がついている。

広場状に開けたところで二股になる。真ん中に赤ペンキの岩があるが古くなってよく見えない。
右俣を選ぶと先は川原状で明るくなる。右に曲がると、ナメが続く、右に崩壊地を過ぎると4mナメ、5mナメが出てくる。この辺りから残雪が見られる。3段15mナメを越すと垂直滝となり雪がかぶり登れないので、左の尾根に逃げる。しばらく登るとシャクナゲの藪にぶつかってしまう。左寄りにブッシュを避けながら進むが最後10分ほど藪漕ぎとなってしまう。勘違いで右俣に入ってしまったのが間違えでした。

黒金山からの登山道をコシアブラ、タカノツメを探しながら下山して、1570m付近から下りやすそうな斜面を見つけて川胡桃沢へ下降する。二股を過ぎ3段15mの先まで
涸れ沢です。水が見られるようになりしばらくすると、
前方に登山道の橋が見えてきて沢山の人が通っている。樋状の10mを懸垂下降して登山道に出て終了する。
7ツ釜まで行かないとあっけない下山でした。

レールの残骸だけが残る
行者谷の入渓点

2条滝

明るいナメを行く(行者谷)