八海山  平成16年6月17日 快晴

                 コース 屏風道2合目登山口6:10ー7:45五合目ー9:55千本桧小屋10:15ー11:30大日岳12:00ー
12:45千本桧小屋ー12:55薬師岳ー13:40女人堂ー14:30山頂駅14:40ー15:30二合目登山口



7合目展望台から
梅雨の真っ只中、晴れマークの並ぶと言うことで、雨の心配をすることなく、前夜の8時過ぎに関越自動車道にのる。平日の夜、こんなに高速道がすいている事もあるのだ、すいすいと、六日町ICに着く。17号国道沿いのコンビニにて、買出しをして、登山口に向かった。道なりに進むと、ゴンドラの駅に着く。ゲートも締まっていたので引き返して、山口から入ってみたら、阿寺山の登山口に入ってしまった。もう一度、山口に戻り、民宿の案内板で確認をすると、日大の研修施設へ進み、その先T字路を右に行けば良いことが分かり、登山口に無事到着する。どこかで、案内標識を見落としたのか、案内不足かも知れない。トイレのある駐車広場にて車泊する。久しぶりに見る満天の星に見とれてしまう。

越後駒ケ岳
朝、起きると、隣に一台止まっていました。単独者で、丹後山ー兎岳ー中ノ岳を縦走して、今日、明日で八海山、巻機山に登る予定とのことです。
もう一台、単独者がくる、我々が一番先に出発する。ここからは
屏風道と新開道との2つルートがあるが、屏風道を行くことにする。左手の屏風沢に下りると、対岸に渡る。増水時に使用する渡し籠が作られている。乗りたかったが、増水時以外は使用禁止となっていたので眺めただけ。鎖場となり、5合目に着く、急なザレと鎖場が連続して、7合目に着くと、右手に展望台があり、鋸状の八峰と右手には大滝が見える。登山道脇にはアカモノの花、ヒメシャガが目に付く


大日岳の垂直クサリ
右手にトラバースして涸れ沢にぶつかり、ここを直上して、直ぐ、右の尾根に取り付く、鎖場を過ぎると、小屋が見えてくる。
小屋をくぐると、越後駒ケ岳が眼前に現れる、谷間の残雪が
バランスよく着いている。一休みの後、巻き道を使って、大日岳に向かう、雪渓の付近にはシラネアオイの花が沢山見られます。新開道との分岐を過ぎると、アルミのはしごが連続する。
大日岳へは15m垂直鎖を登ると、祠のある狭い頂上に出る。
東の駒ケ岳ー中ノ岳ー兎岳の稜線に、荒沢岳の峻峰が
飛び出している。東側には下津川山ー巻機山の稜線が真近に迫る。霞んではっきりしないが、至仏山が見えるようだ。
しばし、展望を楽しんで、来た道を戻り、薬師岳に向かった。


薬師岳から巻機山を見る
スラブに鎖がぶら下がるところを下りて、女人堂に着く、
立派な小屋で中もきれいです。途中、モリアオガエルの生息する池に寄ってみる。池の周りの3mほどの高さの木の葉にバスケットボール大の泡の玉がいくつも見られた。はじめて見るものでちょっと感激。ゴンドラを使って下りた後の車道歩きが辛いものがありましたが、田んぼの土手でワラビを取ったり、桑の実を食べたり、しながら車に戻る。金城山の麓、五十沢温泉、ゆもと舘に立ち寄る。田んぼの中に沸く変哲のないお風呂でした。



ヒメシャガ

シラネアオイ