盆堀川 伝名沢市ノ庄次窪      平成16年12月2日

沢戸橋バス停7:50 ー伝名橋(出合8:45)ー二俣9:50ー11:40登山道12:00ー荷田子バス停13:35


伝名沢橋の広場
振り返ってみている
武蔵五日市駅からバスで沢戸橋には5分ほどで着いてしまう。新久保川原橋を渡り、盆堀集落を通過する。さすがに、東京です、こんなところにもしゃれたレストランや美術の工房などがあります。集落も無くなり、砕石所の前を行く、土煙がすごいです。取水施設のところからユズリハ窪を確認して、進むと、伝名沢橋が出てくる。ここが伝名沢の出合です。ここから単車の跡が見られる、踏み跡をしばらく行く。一個目の堰堤を右から超えて、続く連続する2個の堰堤も右から超えると二俣となっている。三郎ノ岩道窪に行く予定なのでここは右又に、直ぐ、二俣になるのでここは左沢を行く。この先石垣の堰堤が続いて出てきて、ガイドブックにある、F12段25m滝など出てくる感じではありません。ここで、嫌気も手伝い、別の枝を行くことにして堰堤の上の二俣まで戻り365mで左に伸びる枝沢を遡行する。中流部で市ノ庄次窪と書かれていたので、本当かどうかはわからないがここではこの名称にした。


市ノ庄次窪の最初の滝
右が2段10m、左4mのナメ滝の枝沢
365mで左又に入ると、直ぐに左に4mのナメ滝と、右には2段10滝が、見えてくる。中間のリッジを上りトラバースして右の滝上に出る。この滝上に1台、左の藪の中に1台と2台の乗用車が投棄されている。異常な光景です。小滝を越えると、その先にコンクリートの壁が前にはだかり、進めない。少し戻り、テープが付けられたところよりよじ登ると、そこは、林道でした。右岸沿いの林道が延びているようです。この先はゴルジェになり、CS滝と数個の小滝が連続するようになり、この沢の核心部となる。ゴルジェが切れると明るいゴーロにり、更に上部で、ナメ床になる。2mのナメ滝を越えると二俣になる左沢には2段4mの一条の滝がかかる。右沢を行く。左から大き目の涸沢が会う。ここの立ち木に市ノ床次窪とペンキで書かれている。


小滝が連続する
ゴルジェ帯
水が涸れて、倒木が目立ってくる。3mナメ滝を最後にザレの詰めになる。その先、植樹帯をしばらく登ると、市道山と臼杵山を結ぶ登山道の750m部に出た。登山道に出たとき、市道山からの登ってきた、人に会い、ビックリさせてしまったようでした。小ピークを一つ超えて、臼杵山山頂に出る。樹間より大岳山、御前山、三頭山を眺めてから、その先の神社まで行く。下山は、神社の手前からグミ尾根を下る。途中、三郎ノ岩道窪とユズリハ窪の詰めの場所を確認しながら、荷田子のバス停に下る。2時過ぎには武蔵五日市の駅に着いた。今日はこのあと、忘年会があるので温泉は諦めて電車に乗る。