大丹波川 真名井沢 平成16年5月23日(日) 曇りのち雨

川井駅ーとがり橋8:55ー620m二俣10:20ー830m二俣11:35ー真名井沢ノ頭12:55

川井駅から上日向行きのバスに乗る予定が、待ち時間があるので、歩いてゆく。北川橋で左に入る、山の斜面にウドとワラビを見つけた。ちょっとだが収穫する。
真名井橋で真名井沢が落ち合う、ここでバスの終着の清東橋まで寄り道をする。清東橋から戻る途中でバスで来たらしい8名のハイカーとすれ違った。バスを待っていても
同じだったようだ。真名井橋まで戻り林道に入る。

とがり橋で沢仕度をして沢に入ると、ワサビ田の先で、左に枝沢が入り、その先で右に枝沢が入ってくる。2個の小滝がかかる、ミニゴルジェを過ぎると左にスラブ壁となる。2個のワサビ田を過ぎ、右に小沢が入る。沢が開けて右の大きく曲がり左に崩壊地が出てきて、倒木が多くなる。2条と3条の小滝が続き、左に大きな崩壊地となる。ゴルジェに小滝が連続して通り抜けたところに2段6mのナメ滝があり、左に小さく巻く。

左に小沢が入ると、620mの二俣になり、休憩をする。
霧が立ち込めて、いつ降出してもおかしくない天候です。くの字3mを超えると5mの直滝となり、右を巻き気味に上り、トラバースして滝口に出る。ここで、2名が先行しているのを確認した。石垣を過ぎ、小滝の連続となる左に30mナメのルンゼ状枝が落ちる。沢は明るくなり天気が良いと気分のよい処だろう。右に涸れ沢が入り、小滝の後、大岩が入り口をふさぐようなミニゴルジェとなり、その先には取水施設らしいものが見えてくる。3m直滝を超え、左に荒れたワサビ田の枝沢が入る。

美しい2m円筒状滝の先に壁状の5m滝は左を小さく巻く、左にザレ場を見て沢は左に屈曲する。
曲がり角に4mのヒョングリ滝が架かる。スダレ滝はシャワークライムで直登する。樋状滝を越えたら、820mの二俣となる。昼食の後左股を行くと左に涸れ沢が入り、4mの逆くの字滝と右が岩壁の2条滝、2mハング滝の後水は涸れた、沢は伐採林で荒れている、二俣ではどちらを行くか迷うが左の等高線の緩やかな方を詰める。植樹林の急騰を詰めるが雨のため足元は滑りやすく苦労した。

赤杭尾根に出たら先行の2人が直ぐ上で、休んでいたので同じルートを来た様だ。靴を履き替えながら、エアリアマップを見ていたら、真名井北稜に黒点線道があるのでここを使ってみた。1168mピークで北の尾根に入ってしまう、150m下りたところで気がつき引き返そうと思ったが雨が本降りになってきたので、このまま
下りる事にする。鉄塔までは切り払われていたので、巡視路のようです。下りきると大丹波川曲ヶ谷に出た。ここから川井駅まで2時間の道のりは長かった。

ガクウツギ 沢辺は空木の仲間が
花盛り

中流部

写真は雨のため暗いが
小滝が連続する

大丹波曲ヶ谷に出た