守屋山    平成16年12月26日

コース 茅野駅ー杖突峠登山口10:00ー東峰11;20ー11;40西峰12;20ー
東峰ー登山口ー13;40峠の茶屋13;55ー14;15茅野駅


杖突峠駐車場から歩き始める
前を行く金子さんとお孫さん
茅野駅まで青春18キップで行く。タクシーで登山口まで15分です。(3000円)登山口には古代の住居のような長谷部資料館が建っている。お孫さん連れのオジサンが丁度、歩き出そうとしているところで、ご挨拶を交わしてから一緒に登り始める。あとで知るのですがこの方が山頂小屋(通称、ラビットハウス)の持ち主の金子さんでした。金子さんは長柄の鎌を持ち、藪の切り払いをしながら歩きます。この山の伝説から神話の話などを聞きながらのんびりと登る。小雪がちらついてうっすらと雪化粧をした道を行く。今年の初雪だそうです。1400mの木札があり、その先を少し下ると林道を横切る。木道でアカエ沢を渡る。このあたりはザゼンソウの群生地だそうです。このところ猪にあらされて少なくなったようです。もう一度林道に出るとそこは広場で、守屋山登山道入口とかかれた大木の道標が立っています。広場には東屋とトイレがあります


アカエ沢を渡ると広場
。唐松林のなか、登山道はやや急登になるが歩きやすい道です。クサリ場が出てくるがまったく問題なく超えられる。その先で立石口への登山道が左に分かれている。この道は最近、高遠の古屋敷集落の守屋さんが切り開いた道だそうです。ここを下山して国道に出て、杖突峠に戻る周回コースが良いと、金子さんから教えていただいた。国道歩き約10分だそうです。立石への分岐から5分ほど登ると東峰(1631,2m)につく。山頂は開けていて展望表示板もあります。天気が良いと展望が楽しめるはずですが今日は雪降りで残念でした。15人ほどのグループで山頂は賑やかでした。そのあとからも5人のグループが到着して、人気のある山なのに驚かされる。東峰に向かう。守屋神社の祠の前を通りる。この祠は雨乞いのとき山頂から投げ落としていたそうですが拾って、もとの戻すのが大変なので今は持ち出せないように、鉄枠で囲んでいるのだそうです。


西峰
祠の先で古屋敷への道が左に分かれている。一度下り、登り返すとと、カモシカ岩が出てくる。小さな小屋(前出のラビットハウス)が見えてきて東峰(1650,3m)に到着する。ここも周りを切り開いたので、以前より展望がいいそうです。帰りに、ラビットハウスに寄らせてもらう6人でいっぱいになる小屋です。先客2名がいました。金子さんに揚げお餅とコーヒーご馳走していただき、これで昼食を済ませた。下山は諏訪大社上社の本宮に向けて降りてみるつもりで尾根に入って見ましたが方向に不安を感じて引き返してしまった。峠の茶屋からタクシーを呼んで駅に戻った。下諏訪駅まで電車で行き、湖畔の湯(250円)に浸かって帰る。この山は雪のとき来て展望を楽しむのに最高の山だと思うので次回は雪のあとを狙って登りたい。


ストーブで揚げもちを作ってもらう

下諏訪温泉 湖畔の湯