西丹沢 本棚ノ頭 西丸東丸   平成16年4月8日

コース 山伏峠7:10ー大棚ノ頭7:55ー水ノ沢の分岐7:55ー西丸8:30ー東丸9:20

今回は世附川水ノ木沢の遡行の下見です。
日帰りは困難な場所で、道志のバスも不便で行き難い
所です。そこで、車で山伏峠に入り水ノ木分岐から沖ビリ
沢に下りる道を使って水ノ木沢を遡行できないかなと思い下見のつもりで出かけました。
7時に山伏峠の廃屋近くに駐車をして出かける。朝方まで
雨降りだったのと、気温の関係か濃霧です。
御正体山の案内板に従い鳥居をくぐって登ると直ぐT字路となる。案内板はないが右方向に行くと神社があった。

道なりに行くと大棚ノ頭に着く。水ノ沢の分岐で西丸への巻き道らしき踏み跡が見えたが先で崩落している感じだったのでその先のテーブルがあるピークから向かう事にした。西丸に向かう道はしっかりしている。しかし、所々、笹薮が背丈を越すところもあり雨露をいっぱいに含んでいるため、びしょ濡れです。
濃霧もますますひどくなり殆ど先が見えません。
西丸と思われるピークに着くが標識はありません。
沖ビリ沢に下りる尾根を探す。自分が思う尾根はまったく踏跡がありません。取り敢えず、踏跡がある方向にに向かってみる。1000m付近鞍部から登り返すと東丸、ピーク手前で引き返す。

戻る時、東側に下りる尾根を注意しながら歩いていたらビリ沢の南に沿う尾根にテープがあった。ここも歩かれているようである。
西丸で再度、磁石を出し尾根の確認をしたが
ヤッパリ踏み跡も目印も見つかりません。でも、方向はこれでわかったので次回は沖ビリに下りられる。
西丸から少し下りた鞍部で、下降と書かれている10cmくらいの板が立ち木に付けられたいるのを発見した。西丸で確認した尾根で間違えなかったので安心した。
これから、沖ビリまだ下りてみたいが風邪気味で濡れた体では無理をしたくない。もう、お風呂に入って帰ろう。

車を止めた場所にはフキノトウが出ていた。少し育ち過ぎではあるがヤッパリとってしまう。土手の上にも沢山出ていてつい夢中になって登ってしまった。
紅富士の湯に寄って帰る。中央高速からはサクラの淡いピンクが里に山に見える。山の中にぽつんと一本咲く山桜が良い風情です。午前中の濃霧が嘘のように切れて青空に変わってしまった。山の天気は変わりやすいものです。

大棚ノ頭

テーブルの左奥が西丸への道

霧にかすむブナ

帰りに見つけた下降の標識
西丸の鞍部で