乗鞍岳   平成16年7月25日(日)

コース 畳平6:00ー肩ノ小屋ー8:10剣ヶ峰ー肩ノ小屋ー9:30位ヶ原小屋
ー11:00三本滝ー12:00善五郎の滝ー12:30乗鞍観光センター


畳平を振り返って見る
25日は仕事の都合で出かける予定では無かったが、前日の昼に用事が済んでしまったので急遽、どこかに行こうと思い、乗鞍高原に行く夜行バス「さわやか信州号」に電話を入れるとOKが取れた。

このバスは路線バスが利用されているため座席が狭く嫌いなのですが、今回は多野観光という観光バスでしかも後ろの広い席であったので、足を伸ばす事が出来、快適だった。沢渡で上高地に行く人を降ろすとバスはガラガラとなってしまった。乗鞍観光センターでシャトルバスに乗り換えて畳平に着く。

帰りは観光センターまで歩く予定なので管理センターによって情報を聞いてみる。位ヶ原付近で熊に注意して下さいとのことでした。早朝だが沢山の登山者や観光客がいます。曇りで展望は期待できない。

大雪渓の下 準備中のスキーヤー
鶴の池を右に見て、富士見岳に登る。肩ノ小屋から上はガスがかかり雲の中となる。蚕玉岳を通り剣ヶ峰に着く。団体客で奥宮の前は一杯ですが裏側は誰もいなく、一休みできた。

 

下山は大雪渓の脇を下りバス通りを横断して沢沿いの道を行く。2度、バス道に出るが直ぐ登山道を歩ける。冷泉小屋の前で、沢にカップが置いてあったので、温泉臭い沢水を飲む。この先で自転車の人に、今熊がいたので気を付けたほうがいい、と言われた。

しばらくはホイッスルを吹きながら歩くが熊の姿は見ることが無かった。スキー場への尾根筋から三本滝への案内があったので降りてみる。古い橋の上から釜の奥に2本は見えるがあとの1本は見ることが出来ない。

善五郎の滝
尾根に上り返さず、沢沿いに下り、林道に出てスキー場を過ぎて、鈴蘭橋に出た。ここでバス道を横断してハイキング道を行くと善五郎ノ滝に出た。幅10m、高さ30mの垂直滝です。堰堤から落ちる滝のようです。

滝見物の後は観光センターに向かい、隣の日帰り温泉「ゆけむり舘」で風呂に入る。白濁の湯で、話題の白骨温泉のようです。「さわやか信州号」に乗り込むと、雷雨となった。どしゃ降りで道路が川のようになってしまった。中央高速が小仏トンネルで渋滞となってしまい予定より遅い到着なってしまった。いずれにしても、夜行バスでの往復はきつかった。