鶴川 大群沢(カナヤマ窪)  平成16年5月3日(木) 晴れ

コース 堰堤上入渓10:30ーF311:20−ワサビ田終了14:15ー大茅尾根ー大沢山15:55



下流部の滝
入梅が真近の貴重な晴れです。上野原駅、8:28発の飯尾行きバスに乗り込む。我々2人を含めて6〜7人の乗客です。
郷原の次の原バス停にて下車すると三頭山荘を目当てに進む、途中、農作業中の方に2度ほど聞きながら歩いたが、
山荘を見落としたらしく、集落を過ぎて山道になってきた。更に進むと、三頭山の登山道標識のある、分岐になった。結局その先で、沢仕度に代えた後、二俣のまで戻り現地確認をして、堰堤の上から入渓する。仕事道の交流する川原を行くとF18m、ここは右の壁に倒木が足場として立てかけられている。これを利用して、直登を試みたが、退散して右を巻く。

中流部の滝
巻きの草付きが滑りやすく、苦戦をする。右側、左側と枝沢を合わせて、小滝のの連続する、ゴルジェとなる。F2、7mは右を快適に上る。大きな釜を過ぎ、3m滝は取り付きがハングしているのでガバにぶら下がるようにして超える。F3、12mは手前の2m滝まで戻り左側を巻いたがF3の下からの巻き道があった。左に小沢を合わせると、
またゴルジェ帯となり、問題なく超えるとf4の5mとなる。段状で問題なくクリアーできる。750mで2:1の枝沢が合わさり、その先で仕事道が合流している。沢は倒木が多くなり、歩きにくくなる。取水施設と石垣の堰堤を過ぎ、やぶの先にCS滝が出てくる。この辺りから荒れたワサビ田の中を歩くようになる。


水流の最終部
右から2:1の枝沢が入ると3段12mとなり左の階段状を
登るが浮き岩が多く慎重に登る。
小滝が連続し、左側に1;4の沢を
合わせ、石のゴロゴロした開けたところになる、4mの2条滝を過ぎると、苔が黒くぬめり、すべるやすい。ワサビ田の中を2m程度の滝が続く。やがて水が涸れると、ワサビ田も終了し、
溝状でボロボロのガレ状となる。
涸れ沢の三俣が出てきて、歩きやすそうな左側の沢を登ったが、ガイドブックは右を行くことになっていた。右の沢が正解のようです。

大沢山
つかまるところの無い急ガレは早めに、左の尾根に取り付く事にした。急傾斜の上に浮石が多いので、落石の危険が多いく、二人が方向を変えて詰める。きつい詰めを終えて大茅尾根に出た時はホットした。大沢山までの登山道もきつい登りだった。予定より時間が掛かったので下山は笹尾根を仲の平に下りて数馬の湯に立ち寄って今回の山行を終えた。