蛭ヶ岳    平成16年2月22日 晴れのち曇りのち雨

コースタイム
 林道終点ゲート前8:00ー造林小屋8:30−大滝沢分岐9:00−白馬尾根ー
草原10:30−鬼ヶ岩ノ頭11:45−蛭ヶ岳12:15、12:50−市原新道ー新道、旧道の分岐13:50
−雷滝14:15−魚止橋15:30

 
早戸川を3回渡る

かねてよりネットで知ったマイナーな尾根を使った山行しようと話があり、今回実施した。藪とルートファインデングを楽しみにしていたのですが今回のコースはしっかりとした踏み跡があり、藪もありませんでした。三鷹駅6;30出発して中央高速に入り相模湖東で下りる。林道終点でゲートは開いていたがもし閉まってしまうという心配もあってゲート前に駐車する。帰りに確かめたらゲートは鍵がかけられていない事が分かった。
伝道に着く。伝道川沢を渡るとオオタキの標識があるこれを見間違え早戸川に沿って進んでしまったが直ぐ先で行き止まりとなってしまう。

引き返して尾根道を行くと少し下ったところに造林小屋がある。幾つかの桟道を渡り早戸川に降りる手前で白馬尾根が見える。早戸川を3回渡ると雷平に着くここから直ぐ白馬尾根に取り付くが鹿棚にぶつかり右に沿って登り網の切れ目から植樹林の中に入る。
オオタキ側から登ると良いかもしれない。帰りに中ノ沢の分岐付近にマークが見えたのでそれが皆さん通っている道らしい。
作業道をジグザグと急登が続く。右に水晶崩れ沢の切れ込みが良く確認できる。

 

草付きの急登
 

漸く、鬼ヶ岩の縦走路にでた
 

草原状の見晴らしの良い所に飛び出す。天気が良いと最高の気分になれるのだろうが今日は霞んでいて丹沢三峰、榛の木丸、
焼山くらいしか見えない。この先は地図上では緩やかな傾斜となるが草の上に中途半端に残る雪が思いの他歩きにくく体力を消耗してしまう。何とか鬼ヶ岩の頭に出ることが出来たが西からの風が強く西側はガスの中です。 

蛭ヶ岳ノ小屋に着く頃には雨が降出し東側もガスってしまう。小屋番さんがいてくれて助かりました。ここでしか手に入らない
「北丹沢ガイドブック」を買う。大雨が降るとのことなので急いで昼食をすませて下山。
小屋番さんに下山の取り付きとコースの注意を教えていただき、市原新道を下山する。はっきりとした踏み跡があり間違える心配は無いが急斜面の下りは大変でした。尻セードにいい斜面ですが柔らかな雪は泥の上をすべるような状態で快適ではありません。



ガスに霞む
蛭ヶ岳小屋
 
 
市原新道を下る
雪解けの泥
 
このルートにはこのお皿の案内がある

踏み跡はぬかるみとなっているので外し、木につかまりながら下りる。
新道と旧道の分岐にはお皿の標識がぶら下がっていました。ここで休憩していたら雨が降ってきてしまいまた大急ぎで左の新道を雷滝に向かって急降下する。滝の先で渡渉をするがここで濡れ石に足を滑らせて片足が靴の中まで水が入ってしまう。

ウエデングシューズのつもりで歩くのは無理でした。魚止橋へのショートカット道を見逃してゲートまで林道を歩く。りのお風呂はここから一番近い「玉肌の湯」に行きました。1000円は高い気がするお風呂でしたがオーナーのおじさんは
気さくで話し好きの方でした。 


雷滝の岩場