鷹ノ巣谷       平成16年8月19日 (晴れ)

コース 鷹ノ巣谷出合8:20ー9:50大滝ー10:10水ノ戸沢出合ー12:50登山道ー15:50東日原バス停


大滝 右壁を直登
始発電車に乗るが奥多摩駅に着いてみると、7時のバスが出たばかりで次のバスまで1時間ほどある。タクシーにしようと乗り場で待つと、中年のご夫婦も続いて並んだ。川乗橋まで行くと言うので相乗りして行く事にした。鷹ノ巣谷出合に着き、沢仕度に代えて、遡行を始める。今日は暑いので、水に浸かりながら行くようにする。多段の滝を越えると、送水管があり、その先、右より巳ノ戸沢が落ち合う。堰堤を右から越えると、広い川原になり、テン泊に良い所となる。壊れた堰提を幾つか過ぎると。右に枝沢が会い、上が石提の2段滝となる。ゴルジェの中、沢がくねる、右に15mの滝を持つ枝沢が入ると、谷はV字に狭まり奥に3段くの字滝が架かる。右壁にロープが下がっているが直登して滝口にトラバースできる。

岩の隙間から落ちる清水
右に水量は少ないが、20m滝を持つ枝沢が会う。その先に6m滝は右を、4m滝が続き、これは左を越える。左に小沢が2本過ぎると大滝が見えてくる。ここは右壁を登り、テラスがあるので一息入れて、そのまま直登する。見た目よりいいホールドがあり、簡単です。滝上にはボルトが2本とシュリンゲが残地されていて下降の支点に使える。10分ほどで水ノ戸沢の出合となる。右奥に暗い水ノ戸沢を見送り、川原状を行くと、右の岩壁から岩清水が落ちるところがある。赤ナギ窪を左にみると、ゴルジェっぽくなり小滝が3個係る、水をかぶるように超える。ワサビ田の跡が両サイドに見ながら、石垣を超えると二俣となり、右に行くと水も涸れて、急に暑さが堪えるようになる。

最終の滝
右の尾根に取り付き、薄い笹を選んで進む。獣道が錯綜するので歩き易いところを選んで行くが途中、キノコ取に道を外した為か、背丈を越す笹のトンネルを何回かくぐるが何とか、登山道に出る。マルバタケブキの花が出迎えてくれた。稜線は日差しが強く暑い、木陰で靴を履き替えて、持ってきたフルーツゼリーを食べる。うまい!藪漕ぎの後は鷹ノ巣山への登りがきつい。展望を楽しんで稲村岩尾根を下る。鷹ノ巣谷の出合まで行き、洗濯と水浴びをしてから着替えてバス停に向かう。キノコの収穫ムキタケ、スギタケモドキ、ウスヒラタケでした。タマゴタケと思われるのは勇気が無くて写真に取るだけにする。