戸隠山  平成16年7月29日(日) 曇り

戸隠キャンプ場4:30ー隋神門ー5:30奥社ー7:00八方睨7:30ー9:25一不動ー10:30キャンプ場


まだ静かな戸隠キャンプ場
土曜日の仕事を終了後、新幹線で長野駅に向かう。駅前のバス乗り場でフリー切符(2500円)を求めて、戸隠キャンプ場行きのバスに乗る。17時30分にキャンプ場に着く、受付で申し込みをする。今日は高校生の団体が入っているので混んでいます。でも広いので場所の確保には苦労しません。持ち込みテントを張っているのはオートキャンプの家族連ればかりで、担いで来たのは私だけです。水、トイレ、シャワーとこんな快適環境でのテン泊は沢が多い最近では天国の感じです。高校生が遅くまでキャンプファイアーで賑やかなこと、夏休みのこの時期には仕方ないか。

戸隠神社 奥社
この下の階段脇が登山口
夏場の登山は早立ちで、の原則に従って(予報では雷雨の確立大)4時半に出発する。荷物を軽くするため、テントは下山してから撤収する事にする。キャンプ場の奥の「ささやきの小径」と言う雑木林の平坦な道を」隋神門まで行く。ここから杉並木となる。門のところで2人の人が休んでいて挨拶をすると「戸隠山に登るのでしたら、登山口で登山届けを出していってください」と言われた。奥社でお参りをして一休みしてから登山口に行くと、さっきの2人が登山口のテントの所にいた。登山の指導員でこの時間からここに詰めているようだ。登山道の様子を聞いてから登り始める。

八方睨から振り返ってみるナイフリッジ
左下に薄く見える踏み跡が巻き道
岩壁の下部が横に掘られたような、五十軒長屋を右に見て、左に回りこむと頭上がオーバーハングしている百間長屋になる。朝食をとりながら、休憩する。岩場、クサリ場が続き、いよいよ核心部の蟻の門渡りとなる。長さ20m幅50cmのナイフリッジを バランスをとりながら渡ると、剣の刃渡り、ここを渡りきると、ひと登りで八方睨みに着く。振り返ってみてると、後から来た人が渡ろうとしているがなかなか渡ろうとしない、やがて、クサリを使って一旦下りて、巻き道を使って上がってきた。巻き道は整備されていないと聞いていたが使えるようだ。高妻山、黒姫山、飯綱山は見えるが他は雲の中です。戸隠山頂は標識だけの変哲のないピークで、通り過ぎる。右が垂直に切れ落ちた処を通過して登り返すと九頭龍山となり、一不動の避難小屋に出る。

山頂からの高妻山(100名山)
小屋の前から沢を10分ほど下ると氷清水の案内板がぶら下がった湧き水がある。沢伝いに下りて、戸隠牧場に出て、柵に沿って歩くとキャンプ場に着く。テントを撤収してバスで、中社宮前で降りて、日帰り温泉「戸隠神告げ温泉 湯行舘」に行く。最近出来た施設らしい、風呂上りにビールに戸隠蕎麦を食べる。上田駅を過ぎた所から大雨でした。山中が雨でなくて良かった。