大菩薩峠〜牛の寝通り〜小菅

平成16年1月18日

車窓から雪のブドウ棚、勝沼ぶどう郷付近


ビックリバス代100円

樹間に日が差込み気分上々

上日川峠から南ア展望 綿帽子がお気に入り

薄暗くなってきた牛の寝通り

コースタイム
登山口バス停8;05-介山荘12;00、12;30石丸峠13;00−大ダワ15;15,15;30−小菅の湯16;40


前日雪が降りはたしてどの程度の積雪か心配しながら出かける。念のためにワカンも持つ事にした。。
八王子を過ぎるとまだ薄暗い中にも一面に白くなっているのが分かる。

塩山駅ではすでTさんが待っていた、バスで行く予定だったがコンビニに寄りたいのでタクシーにした。多分4人だからバス代とそう違わないだろうと思ったいたがバスで来た人に聞くとバス代100円と知り何か大損をした気分になる。

大菩薩登山口バス停の土産物屋さんで軒下をお借りして出発の準備をする。アイゼンはつけないことにした。最後までアイゼンなしで歩ききる。
8時過ぎ出発、民家の終わる辺りで雪に鮮血が付いている。猟をしているらしい。
それにしてもこんなに人家の傍での猟は危険だと思うのですが。

丸川への林道分岐にゲートあり、2台ほど駐車している。暖かく歩くと暑いので上着を一枚脱ぐ。長袖Tシャツに山シャツだけで丁度いい。トレースはしっかり付いてはいるが雪に足をとられ急坂でもたつきながら登る。
樹間から日も差し込むようになってきた。

上日川峠に付く頃には日も顔を出して来た。すばらしく南アの展望を楽しむ。富士見山荘展望台から富士山は拝めませんでした。
介山荘の避難小屋で昼食とした。長岡からバスで来た団体さんが食事中でしたが気持ちよく場所を空けてくれ助かりました。
お酒も振舞ってくださいましたがまだ先が長いので丁重にお断りをする。

熊沢山に入るともうトレースはありません。周りには雲が立ちこめてきてなんとなく薄暗くなってきた。
上日川ダムがやっと見えるくらいです。
石丸峠に下りる斜面は尻セードで下ったほうが良かった。一登りして廃屋まで来る。この辺りは吹きだんまりで40cmくらいあり、道中で一番でした。

いよいよ牛の寝の通りに入る。初めは下りが続きこのまま下り続けるのかと感じたが後半緩やかなアップダウンが繰り返しその上、雪も湿って重くなる。
だんだんペースが落ちてきた。途中巡視路が左に分かれる
もうひとつの巡視路は雄滝へ案内されていたがこれは昭文社エアリアマップでは大滝となっている。狩場の先でショナメの木札を見つけたが丸木橋への道は見つけられなかった。

大ダワの分岐にはトタン屋根を立てかけただけの小屋跡のようなものが在りその下で各々暖かいものを飲む。この辺りで小菅の湯は諦める。

傾斜の強いトラバース道はちょっとすべると危険なところが多く要注意です。小菅の湯の標識に従って急降下をすると沢に下り橋を渡って車道を登り返すと小菅の湯に出た。4時40分に到着、5時の入館時間にセーフ。
1月リニューアルされたばかりの小菅の湯ははじめて来たが温泉も施設もよかった。五右衛門風呂がいい。入浴料3時間600円なり。

ここから村営バスを乗り継ぎ奥多摩駅に出る予定でしたが雪のため村営バスが運行していません。
タクシーで奥多摩駅へ
これで塩山でのタクシー代とあわせて1万円掛かりました。