美ヶ原     平成16年12月19日


真ん中が槍ヶ岳
今日は蓼科山より下山する。竜源橋から車道を歩いて女神茶屋に向かう途中、展望の良いところを通った。南ア、中アが雲海の中に浮かんでいる。この天候なら美ヶ原から北アが良く見えるだろうと思い、お風呂を後回しにして美ヶ原によって帰ることにした。

白樺湖から望月町に下りる。途中のスキー場があるが何処も人口雪でゲレンデ1本だけで営業していた。和田村役場の信号で美ヶ原高原の看板あるが通行できるか心配です。そこで信号脇の食堂で昼飯を食べ、ついでに情報を得る事にした。

真ん中が鹿島槍ヶ岳
食堂はおばさんが一人でやっていて、大変話好きな方でした。旧道は冬でも通れるそうです。ビーナスラインは通行止めになっているとのことです。しばし話し込んでから信号を右に入り旧道を行くと左からの新道に会う。ここからは車幅が広く立派な道となります。2箇所ほど日陰のカーブに雪があるが問題なく登れる。

高原美術館への分かれ道でゲートが閉められています。山本小屋には行かれます。小屋まで行こうと思えば行かれますが、レストランの前にこれより先は関係者のみ通行可と書いてあるのでここにおいて散歩をする。

南八ヶ岳
反対側の王ヶ頭には最近も来ていますが、山本小屋には何十年ぶりです。建物も道路も変わってしまい。美術館などありませんでしたので別の風景となっている。誰もいない牧場の中を牛伏山の展望台まで行く。北アから後立山の稜線が予想以上の迫力で迫ってきて感激です。歩く事も無くこんな展望が見られてよいのだろうか。
 

寒いのも忘れてしばらくはこの感激に浸っていた。
帰りの立ち寄り湯は和田村の湯遊パーク「ふれあいの湯」です。中山道歩きで2度お世話になったところです。中山道随一の難所で知られている和田峠を控えた宿場です。今でも、歩くときにはアプローチに最難関の地です。