和名倉山ー唐松尾山ー笠取山 平成16年4月24日〜25日
                                                冬型気圧で寒い日

コース (24日)三ノ瀬7:05ー9:00将監小屋9:20ー13:00和名倉山ー16:20将監小屋
(25日)小屋7:00ー8:15西御殿岩8:30ー9:20唐松尾山ー12:20笠取山ー15:00三ノ瀬

本来は浅草岳、守門岳に行く予定でしたが、冬型気候
となり新潟地方は大荒れとの事で和名倉山に変更する。
23日夜奥多摩湖の公園に前泊するが単車の溜まり場なのか騒々しいところです。三ノ瀬の登山口の先に止めて出発する。ちょっと寒いがいい天気です。七ツ石尾根を見送り、
小屋に向かう車道のような道を進む、タデノ沢を超えると南側の大菩薩嶺の肩に富士山が見えてきた。
将監小屋には管理人さんが居ませんでしたが、開いていましたので余分な荷物を置かせて頂きました。

スキー場のようなスロープを登ると将監峠で、正面にはこれから行く尾根がきれいに見える。
山ノ神土で従走路との分岐点には「白石山への入山は十分注意するように」と書いた看板があります。思ったより良く踏まれた道で、リンノ峰を巻き仙波ノタルに出る。マップにはここで東側を巻く道が書かれているが見つけられません。西仙波、東仙波の間は展望が良く、笹の原もきれいです。東仙波で北に方向を変える、やがて山火事の跡が目立つようになると西側に国師岳とその奥に南アが見えてきた。

樹林帯に入ると展望はなく、小雪がちらつく、なんとなく
暗い中を行く。道印のテープが小間隔に沢山付けられているので迷う心配は無いが、付けすぎの感じです。
和名倉山山頂は樹林の中でピークらしくありません。証拠写真を撮り早々に引き返す。行きにに3人の単独行と帰りには2人組の縦走者に会いました。奥深い山に来る人が多いのにビックリした。

小屋に着くと管理人さんが居たので、素泊まりを告げると、直ぐにストーブを点けてくれた。お陰で暖かいストーブを囲んで夕食とアルコールに管理人さんを交えて、四方山話に時間を過ごした。今日の泊まりは我々3人だけで布団は使い放題です。翌朝も残り火に薪を足してもらって暖かい朝食をする。管理人さんと犬の見送りを受けて唐松尾山へと向かう。神の山土までは昨日の道です。ここで右の和名倉への道、真ん中のピークを拾う従走路、もう一つ左に巻き道が分岐する。

真ん中の道を選び進む。しばらく行くと西御殿岩への小さな標識が出てきて、そこを急登とトラバースをして、御殿岩に到着する。360度のすばらしい展望を満喫してからピークを拾って唐松尾山まで歩く。山頂は展望無しここから西に尾根を変える。その後、黒エンジュ山は確認できないまま笠取山に着いてしまった。
今まで、静かだった山もこの付近から急に賑やかになってきた。笠取小屋はクローズしていた。

小屋から山腹を巻き、ミズヒ沢、黒エンジュ沢を渡り黒エンジュ尾根の分岐に出る。中島川橋の上部でタラノメの採取に夢中にるなり時間を過ごす。
車道に出て15分ほどで車に戻る事が出来た。
和名倉山への道は思っていたより良い道があり、拍子抜けでしたが、歩き概もあり、いいコースです。
「のめこい湯」で、ゆっくりと2日間の疲れを取って、鳩ノ巣駅で解散とした。

三ノ瀬登山口はサクラが満開です

東仙波へ向かう、笹の尾根

趣の無い、和名倉山山頂

山火事の跡地を行く

、和名倉山をバックに、西御殿山で

笠取山からの富士山
手前は大菩薩嶺