八丁山      平成17年2月24日 

コース 中日原バス停8:45ー巳ノ戸橋ー鞘口のクビレへの分岐9:30ー尾根900m地点10:00
ー11:30八丁山11:55ーお伊勢山12:45ー鞘口のクビレ12:55
ー巳ノ戸沢登山道ー巳ノ戸橋ー14:50中日原バス停


中日原から稲村岩
とその後ろ右が八丁山
奥多摩駅8:10発のバスで中日原まで行く。稲村岩と八丁山を確認してから巳の戸橋に下りる。沢道でアイゼンを履く。稲村岩を右から巻くように登ると鞘口のクビレへの分岐に着く。鞘口への道には通行止となっているが橋を渡り巳ノ戸沢左岸に渡る。沢の水量は少ないので、もしも下山で沢に降りても問題ないことを確認する。橋を渡ったところから尾根に取り付く事も考えたが植樹林が急斜面に見えたのでそのまま道を進み少し高度を上げて、左に壊れかけた作業小屋が見えた先から右の斜面に取り付いた。傾斜の緩いところを選びながら900m付近を目指して登る。尾根に出ると切り開きで川乗山が展望が出来る。小休止をしてから尾根歩きとなる。切り開きの斜面はザレて意外と歩きにくい。991mを巻くような踏み跡を少し行くがヤッパリ、ピークを踏みたいので稜線に出る。尾根の北側には鹿網が張られている。991mからはタワ尾根が見渡せる。この辺りから雪が多くなってきた。雪の上にはごく最近歩いた靴跡が見られる。


900m尾根の切り開きから
タワ尾根の金袋山
自然林と植樹林の境界を登り、雑木林に変わると、まもなくやせ尾根と変わる。左には鷹ノ巣山が良く見えるところがある。浮石の多い岩場を登りきると、尾根は更に狭くなるが潅木が適当にあり、問題なく渡れる。その先は八丁山のピークです。ピークの平地でちょっと早めの昼食を済ませてお伊勢山に向かう。降りるとこのコース上で一番雪の深い登り返しがあった。小ピークを過ぎる辺りから芋の木ドッケ、長沢山が良く見える。急降下のやせ尾根を注意して下り、上り返すと、お伊勢山です。山頂標識は見つけられませんでした。ビニールテープと白い紐がぶら下がっていただけです。あとは5分の下りで鞘口のクビレに着く。この先、ヒルメシクイのタワには踏み跡はないが藪もそれ程、濃くない。巳の戸の大クビレに行く道も通行止めになっている。巳の戸沢への道は意外なほどいい道です。


八丁山直下の岩場
真新しい踏み跡が沢に向かって降りている、先行者がいるのが間違えないので安心してそのあとを追う。出だしは左岸よりを降りてやがて植樹林を横切るように右岸に渡る。950mの二俣の堰堤の上部で左岸に移る。橋はないが水も少量で跨ぐだけで渡れる。ここからは道も更によくなり歩きやすくなる。2回ほど橋を渡り、稲村岩尾根の分岐の橋に着く。鷹ノ巣谷が右に見えたところで先行者がアイゼンを外していた。トレースを利用させていただいた御礼を云って、我々もアイゼンを脱ぎ、バス時間に合わせて早足で中日原のバス停に向かう。10分の待ちでバスに乗ることが出来た。立ち寄り湯はもえぎの湯です。節分草、フキノトウ、ヤナギの鉢植えが売られていて、春の気配を僅かながら感じる事が出来た。

山頂

もえぎの湯で見つけた春