大沢山〜ポッコの頭〜大洞山        平成17年3月6日

コース笹子駅7:35ー奥野稲村神社8:15ー大沢山10:50ー11:50ポッコンの頭12:20
ー摺針峠13:20ー大洞山13:40ー摺針峠ー16:05笹子駅


登り口となった、奥野稲荷神社
笹子駅に7:33着の電車に乗った。笹子駅で下りたのは一人だけでした。笹子峠に向かって甲州街道を歩き、屋影橋を渡ると清八峠、本社が丸への分岐案内が出てきて、国道と分かれる。新しい道が正面にあり案内付けられていたのでそのまま進むと、追分トンネルに出た。通り抜けると奥野沢川沿いの旧道出た。トンネル出口の左に工事用の踏み跡があるのでそこから尾根に取りつくと、林の下側に神社が見えるのでそこまで下りてみた。奥野稲荷神社でした。神社の裏から踏み跡を行く尾根道にでた。20分も登ると小さな鉄塔の下に出て、更に30分登ると西群馬幹線213と書かれた大きな鉄塔の下についた。。


大沢山の山頂
鉄塔の下から奥野沢川の切れ込みがよく見える。きれいな松林を通り雑木に変わったところでマンサクの花を見つけた。この辺から雪も多くなってきた。南側に伐採されたところから本社ケ丸がそそり立って見えるジグザグの斜面で大汗をかいた頃、女坂峠との分岐に出た。案内標識はごく最近つけられたもので真新しく、マイナー山には似合わないものです。この先この標識とお付き合いした。分岐から少し登ると大沢山のピークとなる。標識には括弧して女坂山とも書かれていた。


大沢山から下るとポッコノ頭への
尾根道が見渡せる
大沢山の下りからポッコの頭への稜線を確認してから歩き出す。春の軟雪が稜線では膝下までもぐるため買ったばかりのスノーシュウを試してみたが役に立ちませんでした。木立の間よりポッコの頭を見ながら歩く。この頂上にも真新しい標識があり、御坂町藤野木への道が分岐を示している。方向を北に変えて摺針峠に向かう。雪を避けて南斜面の藪を歩くようにした。峠に向かって下りる頃から雪も少なくなった。。


摺針峠
このコースにすべて真新しい標識が立っている
摺針峠には正面が大洞山、左方向に御坂町三ツ星、右方向に笹子駅と十字路の標識が立っていた。20分ほどの登りで大洞山の山頂に着いた。広いなだらかな広場で、ミズナラ多い明るい山頂です山頂の雪は膝までもぐってしまう。これから向かう予定の笹子峠へは更に多い雪が行く手を塞いでいた。しばらく状況を判断するため休憩をした。結果、今日はここから摺針峠に戻り、案内板に出ていた笹子駅への道を下る事にした。山頂を散策していたら御坂トンネルの手前にスキー場があるのを発見した。

大洞山
下りる手前から今日歩いた稜線を見渡せる場所があり、しばらくの余韻を楽しんだ後、下山とした。峠から笹子駅に下りる道は出だしは怪しい道でしたが、しばらくするとしっかりと踏まれた跡があり、以前には使われていた道のようです。下りは雪も少なく歩きは快調に沢まで下りた。大きな堰堤がいくつも作られた沢で、趣にはかけるものだ。ひたすら林道を歩く。植樹林の日陰には残雪が凍りついて、山道より危ないところもある。追分水道組合の取水槽が出てくると、その先にゲートがあった。50m先で旧甲州街道に出る。ここは去年の春、甲州街道歩きで歩いた道です。笹子駅に下りる民家の庭先には福寿草が咲き、フキノトウが出ていました。今日も暖かく解けかけた雪道を歩き続けたため靴下まで濡れてしまいました。