大鹿沢 ズミガ沢     平成17年5月22日 塾友放浪記へ

笹子駅8:00ー林道ー入渓点9:00ー東沢ー11:20浜立山から派生する尾根11:40
ー下降点12:00ー西沢ー13:10入渓地点13:30ー14:10笹子駅


僅かに沢らしい雰囲気の場所
立川6;43甲府行で笹子駅に向かう。笹子駅でホリデーキップを使用して大月からの乗り越し料金を払う。2週間前には田植えのされたばかりの弱々しかった早苗も、しっかりとしてきた。高速道路を橋で越えて大鹿橋を過ぎ、先々週の柏木沢の小橋を渡って、しばらく登ると左に大きな堰堤が出てきてズミが沢の小沢を渡る。ここに1台車が止まっていて、林道を地図を持った若者が歩いてきた。挨拶をして何処に行くのか聞くと平ツ沢を遡行するのに駐車場所を探しているのだそうです。平ツ沢の遡行記録をあまり、見ないが挑戦する人がいるのですね。若者と別れて、直ぐ先で右の林道に入り、橋のところから入渓する。水量はごく少量でゴーロとボサの沢です。しばらく行くと大きな木の根元から水が湧き出している。根元の土が流されて木の根がむき出しになっている。

ゴーロの連続
940mの二俣に着く。左(東沢)が涸れ沢で下降してきた沢です。右の西沢には少量の水があるが直ぐに伏流となってしまった。ガイドブックで岩屋風大岩の下からミヅが湧き出していると書かれていたがそこと思われる処はゴーロで埋め尽くされていて、かすかに水音が聞こえていた。この先、枝沢が2本合わさるが本流を行き、左に岩稜部が見えたところで右に巻くように進むと簡単に浜立山からの尾根に出る。そこにはイワカガミが群生していた。トウゴクミツバともう一つ名前の分からない白い穂状の花が見られた。岩稜の頭に出て、休憩をしてから、一度、浜立山に登り、木の幹に直接名前が書かれたピークに挨拶をして再び、浜立尾根を下った。

浜立山南尾根の岩峰付近
イワカガミが群生
1300mの尾根が緩やかになり鞍部のようになった処から東沢に下る。左には岩稜が見え隠れするので右寄りに降りると涸れた4m滝が出てきてその下で左の本流に出会う。本流にも4mの垂直滝が架かりその先は岩稜の基部のようで直登は出来そうもない。この先は水無のゴーロが続き、二俣に出る。入渓点のところで選択をして笹子駅に戻る。14:18の電車に乗れた。先週、大月駅で見つけた銭湯によってみたらまだ営業していませんでした。残念。